中学1年の娘は、学年末の通知表を受け取りました。
これで、1年生の評定が確定したことになります。
各市町村によって異なりますが、住んでいる地域は、高校入試に1年生の評定が利用されます。
重み付けをする所もあるようですが、娘のところは、1年~3年の全てを均等に扱われるので、1年生の時から一生懸命頑張らないといけません。
あとは、高校の受験時期によって、評定と当日の点数の重み付けは変わりますし、評定も5教科と副教科で重み付けが変わることもあります。
それらの重み付けは後から考えることなのですが、一応、頭に入れておいた方が良いので、意識はしています。
娘にとっては目の前の定期テストや学校の授業態度や提出物などをしっかりやって、一つでも高い評定を取ることが目標になりますがね。
今日は、1年生で確定した評定を公開します。
また、1学期、2学期からの推移も示し、一番大切な時期はいつなのかについても見解を述べます。
■1年生の学年末評定結果
まずは、確定した評定は下記のとおりとなりました。
どうでも良い話ですが、学校での9教科の順は違うようです。
でも、私はこの順が見やすいので、下記の順にしています。
- 英語 5
- 数学 5
- 国語 5
- 理科 5
- 社会 5
- 音楽 5
- 美術 5
- 保体 4
- 技家 5
- 合計評定 44/45
残念ながらオール5には届きませんでした。
保健体育はペーパーテストで98点と90点を取っていたので、5が欲しかったようですが、体育の授業の評価が90%以上ではないのでしょうね。
評価観点はAAAでしたので、75%以上の評価が付いていることになります。
評定5をもらうためには、評価観点の平均が90%以上にならないといけませんから、副教科はペーパーテストだけの評価ではないというのは当たり前のことで、実技評価が高くないのだということです。
娘自身は運動が苦手ではないので悔しがっていましたが、まあ、中学生になると男子の能力が高くなりますからね。
また、あまり言いたくないですが、おそらく、部活動に入っていないというのはマイナスポイントだと思っています。
体育と関係ないと言われるかもしれませんが、印象点というのは非常に大切です。
先生も人間なので、部活動で成績を残している人は、体育で良い成績を上げたいでしょうし、印象も良いので、知らず知らずのうちに実技評価が上がるのだと思います。
娘は学力に注力するため部活動に所属していないので、その辺りは仕方ないですが、不利に働くと思っています。
とはいえ、予備校の先生も言っていましたが、副教科をオール5取るのは相当難しいらしいのです。
やはり、歌や楽器、絵や造形、運動、工作や裁縫、これらが全て高評価のオール5というのは、かなり難しいです。
人間誰しも苦手な分野というものがありますから、どれかの評定が下がってもおかしくないです。
したがって、ペーパーテストは良い点数を取って、5は難しくても4を死守するというのが大切だということです。
娘にとっては、保健体育はそのような教科だということだと思っています。
■評定の学期推移
続いて、1学期、2学期からの推移も示しておきます。
1学期→2学期→学年末の順となります。
- 英語 5→5→5
- 数学 5→5→5
- 国語 5→5→5
- 理科 5→5→5
- 社会 5→5→5
- 音楽 4→4→5
- 美術 5→5→5
- 保体 4→4→4
- 技家 4→5→5
- 合計評定 42→43→44
形式的な話を伝えておきますと、1学期、2学期、学年末と積み上げ評価になりますので、特に注意なのが2学期の評定で、2学期は1学期と2学期の総合評価となります。
学年末はそのままの総合評価なので、特に勘違いは無いと思います。
主要5教科については、最初から5だったので、それを維持した形になりましたが、副教科はいろいろありました。
まず、音楽に関しては、前の記事でも書きましたが、実技テストの形態が変だったので、個人懇談の時に担任の先生に言いました。
おそらく1学期は実技評価が低かったと思いますので、それが2学期にも引きずられました。
2学期の個人懇談でこのままの成績であれば、学年末は5になると聞いていたので、学年末テストはしっかりと点数を取って、最後に5をもらいました。
相当、1学期の成績は低かったと思います。
これが、私が言う、副教科は印象点が大きいという理由です。
印象が良いと評価も高いですし、印象が悪いと引きずられるということです。
■最も大切な学期と挽回する策について
この評価の流れを見ると分かると思いますが、一番大切な学期は1学期です。
1学期で成績が悪いと、なかなか挽回は難しいです。
したがって、主要5教科は1学期中間テストで高得点を取ることを目標にした方が良いですし、副教科も期末テストと実技は真剣に取り組んだ方が良いです。
その次に大切なのが2学期です。
2学期は唯一挽回がきく学期です。
ここで挽回しないと、学年末で評定5は非常に難しいです。
この教科だけはどうしても5が欲しいと思うものは、何としても2学期の評定で5を取るべきです。
2学期は登校日や行事も多いので、テストだけでなく、授業態度なども非常に大切になります。
学年末の評価は、ほぼ2学期の評価がスライドします。
これは、比率的に、主要5教科は1/5になりますし、副教科に関しても授業数が少ないですから、仕方ありません。
娘の場合、音楽は特別でしたが、技術家庭に関しては、2学期で5が取れていたので、3学期のペーパーテストで90点を下回っていましたが、5をもらうことができました。
技術家庭に関しては、おそらく、かなりギリギリの5だったと思います。
評定も戦略的にいかなくてはいけません。
全て頑張るのは大切ですが、しっかりと目標を見定めて、取れる教科は取る意識が大切です。
2年生も全くの白紙からのスタートです。
もちろん、印象点はありますが、2年も維持できるところはして、保健体育のように上げられる余地があるところは頑張ってほしいと思います。