夏休み明けの数学テストが返却されたようです。
テストは夏休みの課題から抽出されて作成されており、問題も同じものです。
ただ、課題自体は高校入試の過去問から抜粋されたものなので、課題の対応にかなり苦労した生徒が多かったようで、先生も困ったのかな?と思われます。
もしかすると、困ることを想定して、過去問の課題集を作っているのかもしれませんが。
夏休み中の課題はやったことを提出する必要はなく、夏休み明けテストのテスト勉強というのが課題でした。
そうなると、しっかりとテスト勉強に取り組む人と、全くやらない人、分かる問題だけやる人、途中で諦める人、様々な対応がでてきます。
ゆえに、夏休み明けテストの結果で、どこまでしっかりと取り組んだかが分かるということです。
■家庭教師の先生に大いに頼った夏休み
娘のテストの結果は100点でした。
まあ、親目線から見てもかなり頑張っていたと思いますよ。
もちろん、最終手段として、答えを暗記していった問題もあったようです。
一応、全問題解けるようにしておいたみたいですが、何といっても時間が足りない恐れがあるので、解くのに時間がかかる問題はあらかじめ答えを覚えて挑んだようです。
実際には試験時間は15分余ったみたいですが、まあそれも、答えを覚えていったから余ったみたいですし、答えを覚えるのも一つの方法としては良かったのかなと思います。
とはいえ、今回最も収穫があったのが、オンライン家庭教師とその先生の存在です。
ちょうど夏休み前くらいから、オンライン家庭教師を始めてみたのですが、先生が京都大学に在学中ということで、かなり頭が良いです。
数学だけを教えてもらっていますが、やはり京大生、抜群に頭が良いので、別解とか、その場の急な質問も全て答えてくれるようです。
あらかじめ質問したい問題を送っておけば、1時間の授業の間に5問くらいは余裕で解説してくれるみたいです。
今回の夏休みの課題は高校入試の過去問だったので、先生の力がかなり有効に働きました。
授業にして4回程度、夏休みの課題の解説をしてもらい、軽く20問以上は授業で教えてもらったみたいです。
課題集の解答には簡単な解説も載っていますが、それだけで理解するのはかなりの難しさがあるみたいですし、そもそも解説が分かりにくいうえに、解き方も難しい解き方をしているものもあるようです。
京大生というか、高校卒業して大学生になっているので、考え方が違う解き方を伝授してくれたようで、娘もかなり納得していました。
このテストの100点には先生の力がかなりあったと思います。
数学は独学が難しいと大学入試では言われていますが、高校入試の問題でもそうなのかなと感じました
■A評価がたったの5人ということは
今回、学校の生徒と教科担当の先生で課題となっているのが、「主体的に学習に取り組む態度」です。
結局、夏休み明けテストの結果次第で、この観点の評価が決まるわけで、しっかりと勉強している人は点数が良い訳です。
問題も答えも配られているので、当たり前といえば当たり前で、勉強すればするだけ点数が上がるのですから当然です。
今回のテストの結果から、この「主体的に学習に取り組む態度」でA評価を与えることが出来る人はたったの5人だったそうです。
A評価というのは、評価点でいうと75点とか80点とかだと言われていますから、おそらく、夏休み明けテストで75点や80点以上だった生徒が5人しかいなかったのかなと思います。
それは教科担当の先生としては寂しいものですね。
でも、学校としても責任があると思いますよ。
娘だって、オンライン家庭教師がいたから全ての問題を理解しようとできましたが、もし居なかったら諦めていたかもしれません。
先生が質問しやすい環境にしてあげていないのも問題だと感じます。
生徒のやる気と先生の質問環境、どちらにも責任があると思います。
なぜなら、今回の過去問課題はかなり難問ぞろいだったからです。
■高校入試問題までの距離を知れたことが収穫
ということもあり、臨時的かつ任意で、今回のテストを終えての課題と今後の取り組みについて、レポート課題が出されたようです。
これを提出すれば、「主体的に学習に取り組む態度」の評価に加点が出るみたいですね。
娘は、『勉強しなかった人たちが悪いのに、なぜ救うのか意味が分からない』と怒っていましたが、まあ、家庭教師に全てお願いしていたので、自分は自分、他人は他人、と思った方が良いかなと思います。
教科担当の先生としても、これを出してもらわないと、A評価が付けれないのは辛いのかなと思いますが、先ほど書いたように、この夏休み課題がある意味刺激として与えたとしたら、先生もかなりの策士です。
どこの中学校でもやってるのかどうか分かりませんが、今の段階で高校入試の過去問を課題集で出すことによって、自分の実力とゴールまでの距離が分かった人には分かったと思います。
前々から言われているように、入試で差がつくのは数学です。
数学を制するものが合格を引き寄せると言っても過言ではないと思います。
娘も今回の結果に甘えずに、苦手な数学の克服に取り組んで欲しいと思います。