先日、馬渕教室の公開テスト第2回の結果を記事にしましたが、志望校合否判定の結果を書くのを忘れていました。
中2になると志望校合否判定といって、志望校を予め答えておくと、判定結果を出してくれます。
大学入試の模試と同じような感じですが、A~Eまでの判定結果があり、合格可能性は、Aが90%、Bが70%、Cが50%、Dが30%、Eが30%未満という感じです。
判定してくれる志望校は全部で6校、公立高校が3校と私立高校が3校となります。
今回は、公立高校は上位から3校の判定を依頼し、私立高校は併願上位校の2校と専願上位校の1校を依頼しています。
前回は5科の偏差値が70超だったので、全てA判定だったので、まあ安心と言いますか、ブログの記事としては面白みが無かったのですが、今回は偏差値が低いので、全てA判定とはいきませんでした。
それゆえに、どのあたりの点数や偏差値を取れば良いのかが分かるようになってきましたし、トップ3校といってもかなりの差があるのだなと感じました。
なかなか興味深い結果だったと思います。
■公立高校トップ3校の判定結果
まず、公立高校のトップ3校の結果についてです。
トップ校はC判定、2番手校はA判定、3番手校はA判定という結果でした。
ちょっと驚きましたね。
A判定は出ないとは思っていましたのでトップ校のCは想定内だったのですが、2番手校でA判定がもらえるとは思っていませんでした。
だって、数学の偏差値が50を切っているんですよ。
まあ、偏差値50より下といっても、塾のメンバーの中での話なので、中学生全体の偏差値ではないですし、他の教科で取り返しているのかもしれません。
とはいえ、偏差値60をちょっと超えた程度ですから、2番手や3番手校でもB以下の判定になるのではないかと予想していたのです。
予想順位も出してくれているのですが、トップ校は募集定員よりちょっと下という予想順位なので、C判定のボーダーラインということが分かります。
追加の情報として、あと何点取れば判定が上がるかについても記載されており、B判定まで6点、A判定まで18点のようですから、簡単にいうと、数学で75点取ればA判定という訳ですよ。
いかに数学に力を入れて克服する必要があるのか、というのが良く分かります。
■トップ校と2・3番手校の差が大きい
2番手校、3番手校の予想順位ですが、2番手校が合格者の上位20%以内、3番手校も合格者の上位15%内という結果になっていました。
ここから分かることは、トップ校と2番手や3番手校には大きな差があるということです。
逆に2番手と3番手校にはあまり差がありません。
まあ、2番手と3番手校は配点が異なっており、理数系が得意な場合と、文系教科が得意な場合とで、どちらを受験しようかと考えるのかもしれません。
そういう意味では、トップ校に対して2番手と3番手という順位ではなく、トップ校に対し2番手群という感じなのかもしれません。
これ以上偏差値が落ちると大変ですが、今回の結果が最低でなければならないと思います。
次回は今よりも上の結果を取ってほしいですね。
■私立高校トップ3校の判定結果
私立に関しては、予想順位までは出ませんが、併願の場合、専願の場合に判定が出ています。
同じように、A~Eまでの判定でした。
結果としては、併願トップ校はE判定、2番手校はA判定、専願校はA判定ということでした。
ここでも、トップ校と2番手校の差が歴然としていました。
特に併願トップ校はB判定を取るのに33点必要で、A判定を取るのに56点必要となっています。
公立のトップ校よりもA判定を取るのが難しい学校ではありそうです。
併願ゆえに得点が必要なのかもしれませんが、60点近くまで総合点を上げるのは非常に難しいと思います。
前回はA判定がもらえていましたが、この結果を見ると、私立の併願トップ校は一番偏差値が高いということが分かります。
この高校でA判定がもらえていると、地域周辺の高校受験では怖いものなしですね。
合否判定結果は一喜一憂しないとか、過去のA判定に固執し過ぎたらダメとか、E判定でも気にせず突き進んだ方が良いとか、大学入試での注意点はいろいろ聞いています。
確かに、良い結果であれば嬉しくなるものですし、悪い結果だとこの世の終わりのような受け止め方をしてしまうものですが、成績は上下するものですし、実力以上の結果は本番では出ませんから、一つの目標やバロメーターとして扱えば良いと思っています。
とはいえ、入試は周りとの闘いであることは間違いありません。
自分が頑張って勉強していても、周りも精一杯努力しています。
自分自身が得点を上げても、周りも得点を上げてきます。
偏差値を1上げるには相当の努力をしないと、周りを抜かすことが出来ないのも事実で、逆に気を抜くと落ちるのは早いでしょうね。
一喜一憂しても仕方ない結果ではありますが、自分を引き締める上で見つめておきたい結果ではないでしょうか。