中学3年の娘は受験生です。
10月後半から受験校の過去問を解き始めています。
いわゆる赤本を購入して、毎日1つの教科を1つ解いていっています。
過去問を始める時期って結構難しいと思うのですが、半ば強制的な感じで塾からスケジュールを立てもらっているので、その期限に合わせてやっていっている感じです。
実際やり始めると、入試本番ではないので1日何教科もできないので、今から始めても早すぎることはないかなと思います。
逆に、自分のペースでやると、過去問をやるのは怖いというか、自分の実力を知ることになりますから、できれば知りたくないっていう人の方が多いと思いますし、なかなか過去問にはたどり着けないと思います。
というのも、勉強で使用している参考書に付属しているテストなんかは、点数を取らせるためのものですが、入試は落とすためのものですからね。
いくら勉強しても第一志望の入試問題で80点、90点取るのは難しいですから、叩きのめされるのは嫌なものです。
けれども、自分の実力をしならないと、勉強内容やペースが分からなくなるのも事実です。
そのためにも、他人にスケジューリングしてもらってでも、やり始めた方が良いと思います。
ところで、過去問は、第一志望の公立トップ校と私立の滑り止めで考えている付属校があるのですが、この2校の問題レベルが違い過ぎて驚いています。
学校によってここまで違うものなのかって思ったので、本日は過去問の話をします。
■合格最低点を目指せ
高校入試で過去問をやるのは、3校あります。
1つは、公立トップ校で、現時点で第一志望にしている学校です。
2つ目は、私立の大学付属校で、現時点では滑り止めにしている学校です。
3つ目は、本当の本当の滑り止め校で、とりあえず安心して受験を進めるために、合格を確保するための学校です。
これらの3校の過去問をやることになっていますが、3校目はあまり気にしていません。
というのも、まず落ちることはないです。
実質倍率も1.1倍を下回っており、相当な点数を取らない限り落ちないからです。
でもまあ、せっかく受験しますし、過去問もあるので、スケジュールに合わせて勉強のために過去問はやろうと思っていますが、3校目はまだ開始していないです。
それよりも、他の2校の方が過去問の点数は気になっており、ここで合格最低点を取っておかないと厳しいかなと思っています。
けれども、困ったことに、公立トップ校は合格最低点が公表されていないんですよね。
合格受験者がアンケートに回答している結果はでていますが、おそらく、配点が間違っていると思いますし、さらに自分の点数は良いように書く人が多いので、あまり参考にはならないかなと思っています。
基準としては、各教科50点以上がボーダーラインと思っており、60点取れれば合格平均点になるかなと考えています。
私立付属校に関しては、学校から合格最低点が公開されており、各教科60点以上あれば合格できそうです。
年度によっては、5教科で320点必要な時もあるので、その場合は65点必要になります。
とはいえ、最高点でも400点なので、各教科平均80点ですし、結局のところ、60点~80点に大半の合格受験生が入っていることになります。
1点の重みが感じられます。
■公立トップ校はやっぱり難しい
娘がこの2校の過去問をやった感想としては、公立トップ校は難しすぎる、私立付属校は普通に戦えるという感じでした。
点数でもきっちり出ており、私立付属校だと今でも合格最低点はクリアしてそうですが、公立トップ校は各教科50点も届かないレベルです。
得意としている英語や部分点で稼げる国語は50点をクリアできるのですが、数学はかなり難しいらしく点が伸びないですし、理社はマイナーな問題が多いので点数が伸びてこないです。
最終的にこの数理社の3教科がキー教科になりそうな予感がします。
私立入試まで約90日になりました。
公立トップ校入試も私立のすぐ後なので、ほとんど日数は変わりません。
ということは、およそ約3ヶ月です。
学校の定期テストも重要ですが、入試に向けた勉強もあと3ヵ月しかできないってことです。
何をやれば点数が取れるようになるのか、それを考えるためにも入試過去問を解く意味があるということですね。
公立トップ校の過去問の結果を見ている限り、今のままだとおそらく不合格でしょうね。
内申点で少しアドバンテージがありますが、それを加味してもちょっと厳しいかなと思います。
特に数学がなかなか厳しい。
というか、問題がハイレベル過ぎて、娘にとっては今の実力では解ききれないみたいです。
あと3ヵ月しかないですが、まだ3ヶ月あるとも言えます。
弱点は分かっているので、ここからの巻き返しで突破してほしいと思います。