中2になって、通塾が週4回に増えました。
中1までは週3回だったのですが、週4回に増えると、一気に忙しさが増したような気がします。
中学生になると、小学生の時に比べて通塾率が上がります。
さらに、部活動に入る人も増えます。
定期テストもあります。
その上で、公立中学の場合、中3の冬には高校入試があるので、当然ながら入試を意識した勉強もしていかなくてはいけません。
これらのたくさんのことがあると、要領が良くないと、上手く回せなくなるのではないか?と思います。
実際に、中学生になって、急に遊べなくなって、ストレスが溜まっていく生徒が多いと聞きます。
いかに要領よく生きていくか、もしくは、やりたいことを絞るか、その辺りの調節がとても大切になってきます。
■時間が無い中でやるべきことをこなす
我が娘の場合は、部活動に入っていないので、放課後は自分の時間を有意義に過ごしているように見えます。
当然、塾のある日は、小テストの勉強をしていかなければならないので、ちょっとバタバタと勉強しているようですが、塾のない日は宿題をやるだけなので、案外、のんびりと過ごしながら、宿題を片付けています。
部活動をしている人は、放課後は部活があるので、塾までの時間があまりないみたいですが、ふと、小テストの勉強はどうしているのかな?と思ったことがありました。
娘曰く、部活をやっている生徒は、家に帰って、晩御飯を食べながら、小テストの勉強をしているらしいです。
娘の場合は、小テスト勉強も、もちろんしますが、晩御飯の時はYouTubeを観ていたり、映画を観ていたりしてるので、あまり焦らずに過ごしているなぁと感心してしまいます。
たまに基準点以下を取ってしまって居残りしていることもありますが、ほとんどは基準をクリアしているので、それなりに勉強しているのかな?と思います。
部活動もやって、自分のやりたいことがある人は、どこかで要領よく過ごさないといけません。
それは仕方のないことです。
ストレスを溜めてしまうのであれば、何かを犠牲にしなければならないわけですから、それはしっかりと考えた方が良いです。
新中1の人は、部活動を決める時期ではありますが、自分の放課後の時間の使い方は考えた方が良いでしょう。
■自分の性格からどうしたいかを判断
娘は要領が良い方ではないのですが、面倒くさいことは早く終わらせたい、無駄なことはしたくないと考えるタイプです。
これは要領が良いということなのかもしれませんが、親目線からはそんな風には見えず、単にマイペースというか、楽をしたいというか、そのようにしか思えません。
けれども、一つ言えるのは、後に残しておくのが嫌なタイプであることは間違いないです。
ずっと持っておくのが嫌なタイプなので、できるだけ早めに決着を付けたいと考えるみたいです。
面白いエピソードがあります。
中学校は内申点がありますので、私としては忘れ物がNGだと考えており、毎日、声をかけるようにしているのですが、カバンを覗くといつも空に近いのです。
聞いてみると、ほとんど学校に教科書やノートは置いて帰っているということです。
学校から宿題は出ないのかな?と思うのですが、あまり出ないようですが、出たとしても授業中か休み時間の間に終わらせてしまうそうなのです。
その理由は、家に教科書類を持って帰りたくないから。
またその理由は、カバンが重くなるのが嫌だからという訳です。
娘には、内職の大切さは教えているのですが、それを上手く利用されて、宿題を授業中にやってしまうという使い方をしているみたいです。
まあ、どちらにしても、家での時間が作れるのは良い事だと思います。
私が子どもの頃は、学校に教科書を置いて帰るのはNGだったのですが、今はあまりうるさく言われないみたいです。
自分の時間を上手く調整して行動するのは良いかなと思っています。
■要領よく生活する癖
中高生において、要領よく生活するのは非常に大切だと思います。
特に部活動をやっている人は、自分の時間が限られてきますから、要領が悪かったら、事がうまく運びません。
また、ストレスが溜まるようであれば、何かを諦めるという判断も必要です。
1日24時間、1年365日は、全員に平等で与えられたものであり、それを回避することはできません。
学校の時間、塾の時間、移動時間などを考慮すると、自分のフリーの時間が何時間くらい取れるのかを客観的に判断する必要があります。
それらをきちんと制御できる人は、受験においても、思いどおり進みやすいでしょうね。
逆にいうと、勉強うんぬん以前に、時間のコントロールの方が重要なのかもしれません。
親目線でいうと、その辺りのアドバイスを最初の時点でしっかりしていると、年齢を重ねるなかで、自分で都合の良いやり方を見つけてくれるのではないでしょうか。