昨日の記事で、新NISAのポートフォリオの見直しをしていました。
直近、とても米国株価が下がっています。
来年からS&P500指数をコアにして、NASDAQ100指数、VIG、FANG+指数をサテライトにして毎日積立をやっていこうと考えています。
毎日積立の比率としては、おおよそ4:2:2:2としていますが、この毎日積立に加えて、クレカ積立の毎月積立も新NISAで買付しようと考えています。
そのクレカ積立分もS&P500としますので、S&P500だけでおよそ半分になる感じでしょうか。
それに加えて、お遊び程度の金額になりますが、日本株のアクティブファンドのひふみプラスも買い付けようかと考えています。
もう一点、インド株インデックスも買い付けて行こうかと思っているのですが、昨日のポートフォリオに入れるのを忘れていました。
ひふみプラスとインド株インデックスは本当に若干金額だけです。
毎日100円を考えているので、年間でも3万円弱程度です。
この2つに関しては、特に期待はしていないというか、もし上昇した時に悔しいので持っておくと言った程度ですね。
まあ、このくらい少額の商品が意外にも上昇したりして、それはそれで悔しい想いをするもんなんですけどね。
修正したポートフォリオを作ったので、貼り付けておきます。
ところで、最近は新NISAのポートフォリオばかり書いて、以前からあるiDeCoのことに全く触れていないってことに気づきました。
図の新NISAポートフォリオの右上に小さい円グラフでiDeCoも入れてみました。
新NISAになって、iDeCoが小さく感じるようになったのは、新NISAは最大360万円/年なのですが、iDeCoは最大27.6万円/年だからでしょうか。
私は結構iDeCoも好きなんですけどね、あまり利用していない人が多いような気がします。
理由としては、おそらく、基本的に60歳まで引き出せないってこと、そして、退職所得控除が改悪するかもしれないってことが原因なのかもしれません。
確かに、税金優遇面ではiDeCoはNISAを上回りますが、それは今の制度がそのまま維持されることが前提です。
日本政府の考えていることは分かりませんからね。
所得税などはiDeCoによって減税になりますから、それが良くないって声が増えれば、退職所得控除を縮小して、後からでもガッツリ取ろうって話になるのかもしれません。
そうなると、税金繰り延べになってしますので、引き出し制限のあるiDeCoのメリットが激減します。
さらに、新NISAは運用可能期間が無期限になりますからね。
対して、iDeCoは遅くとも75歳までに引き出しを開始しなければならないって制度ですから、強制的に引き出されるiDeCoよりも、無制限で自由に引き出せるNISAの方が流行るのも分からなくもないです。
■iDeCoが小さい枠になっちゃった?
金額の上限が決まっていて、それも枠が小さすぎるっていうのもiDeCoの弱点です。
新NISAに変わることによって、NISAは最大1,800万円になりました。
比較して、iDeCoの場合は、年間で最大27.6万円ですから、10年でも276万円の元金にしかなりません。
新NISAのように1,800万円にしようと思うと、65年間のiDeCo利用になりますから、現役世代が40年~50年程度の現代の会社員だとなかなか増えないですよね。
これも、NISAよりiDeCoに利用者が流れる理由の一つだと思います。
このままだと、ジュニアNISAの時のように、利用者が少ないって理由で、iDeCoも縮小、廃止になるかもしれない気もします。
結局のところは、爆発的に利用者が増えると税収が減るので国は困りますが、利用者が少なすぎても困るってことです。
■iDeCo積立商品が棚ぼたで信託報酬が値下げに
ポートフォリオの図を見てもらったら分かると思いますが、iDeCoは100%投資に回しており、今は全世界株式のいわゆるオルカンの除く日本を買っています。
なぜ、一般的なオルカンではなく、除く日本なの?って疑問を抱いている人もいると思いますが、その理由として、日本はインデックス指数が伸びてなかったからです。
けれども、直近のチャートを見ていると、日本は米国と同じ動きをしていますし、相関係数も0.9に近いですから、かなり相関が高いことになります。
そういう意味では、日本を外す必要もないのかもしれません。
このオルカン除く日本の商品、棚ぼたで嬉しかったのが、信託報酬がいわゆるオルカンの0.05775%に横並びになっている点です。
オルカンは少し前まで、信託報酬が0.1%を超えていたのですが、今年の値下げ競争によって、最安値まで下がっており、それに横並びする形で除く日本も同じ信託報酬にしてくれているということです。
これは想定外だったので嬉しかったです。
一応、iDeCoのページも確認しましたが、きちんと0.05775%に引き下げられていました。
ちなみに、iDeCoはSBI証券を利用しており、セレクトプランです。
新NISAとiDeCoの2つを合計すると、369万円ということで、ほぼ370万円分の投資を1年でやることになります。
まあ、毎日積立や毎月積立の形式になりますから、ドルコスト平均法がしっかりと享受する形にしますが、それでも、これらの金額は大きいといえそうです。
今は株価が低迷していますが、利下げ前には上昇に転換すると思います。
一方で、為替は利下げにより円高になる可能性が高いですが、それはリスクとして捉え、しっかりがっちりホールドできるように握力を鍛えたいと思います。