新型コロナの変異株(オミクロン)のニュースにより、26日は株式相場が崩れましたね。
米国が感謝祭明けの半ドンだったので、参加者が少ないことも影響しているのではないかと思いますが、速報ニュースで一気に先物から下落、日本市場、欧州市場、米国市場で全面安となりました。
コロナ変異株のニュースでここまで下がるか?と思いましたが、まあ、これまで金融緩和で上がっていた市場に対し、テーパリングで下落要因がありましたから、そこにニュースが合わさって、きっかけになったような感じもしますね。
これまでのコロナショックは全て戻していたので、あまり不安には思っていませんし、株価がずっと下がり続けるのはインフレ的に、人口増的にあり得ないので、戻ってくるとは思いますが、これまでと大きな違いは、これまでは金融緩和前や最中であったのに対し、今回はテーパリング発表後だということです。
この影響は少なからずありそうな気がしています。
とはいえ、私のような個人投資家ができる事と言えば、少々のヘッジ売りぐらいで、それほどポジションを変える必要性もコントロールもないかなと思っています。
タイミングが難しいので、この調整が長期化するのか、短期間で終わるのかは、ちょっと様子を見ます。
長期化しても長期の買いポジションを解消する気はなく、売りヘッジをどれだけ入れるかを考えるにすぎないんですけどね。
まあ、あと2~3日や1週間経たないと状況は判明しそうにないので、ちょっと待ちましょう。
このような市場の時は、あまり狼狽せずに、別のことを考える方が良いかなと思っておりまして、週末のYouTubeなどでも株式関係のチャンネルはあまり見ないようにしています。
高橋ダンさんのチャンネルだけは見てますけどね。
ちょっと別のことをしたいなと思い、この週末は昔の歌やオーディションなどを見ていました。
YouTubeではいろいろ懐かしい動画が多くて面白いです。
でも、見れば見るほど、才能や特技のある人間は一握りしか成功しないことが良く分かります。
10万人や100万人に一人の才能であれば、それを伸ばせば良いと思いますが、そこまで到達しない人は勉強する方が可能性は広がりそうです。
スポーツでも同じかもしれません。
勉強や受験の方が努力しがいがあると言われるゆえんですね。
■歌手やアイドルにと東大や京大に合格する確率比較
歌手になることや、アイドルになることを夢みている人は、大勢います。
今でもあると思いますが、昔はそれがテレビ番組の企画になっていました。
そこには1万人や10万人という人が応募します。
それで合格する人は、数人という枠です。
対して、今の10代の若者は1学年でおおよそ120万人程度です。
例えば、大学受験で浪人の人を含めても、同時期に受験する可能性の人は250万人もいないです。
実際には、現役にこだわる人もいるでしょうし、そもそも大学に進学する人は50%程度です。
もしかすると、200万人程度かもしれません。
そうすると、その中で、東大と京大に進学できる人は、毎年5000人以上はいます。
200万人としても、競争率は0.25%です。
それに対して、アイドルのオーディションに合格する確率は、4人募集に1万人が応募するとなると、0.04%です。
ざっと6倍の差がありますね。
実際は、歌手の応募はすでに意識の高い人ばかりですし、受験はやる気のない人も混ざっているので、もっと競争率の差があると思いますから、10倍以上はあると予想できます。
コスパを考えると、勉強とオーディションのどちらが良いかという話です。
■東京に行きたいなら勉強すべき
まあ、勉強と歌手やアイドルを同列に比べることはできないので、夢を追いかけるという点に関しては比べることはできないのは百も承知です。
けれども、「何でも良いから東京に行きたいんだ!」という人もいます。
その場合、芸能人になって東京に行くよりも、東京の大学に合格して、堂々と東京に行けば良いのです。
東京であれば、東大、早慶、東工大、一橋、上智、理科大、そしてMARCHを含めると、何万人という人数になります。
これらの大学に合格すれば、親も家から出るなとは言えませんから、東京に行くことができますね。
■夢を追いかけるのも良いけどね
勉強をするか、しないか、については、このような杓子定規的な話では実際は説得できないですね。
子どもは勉強するのが嫌いです。
極端にいうと、大人であっても勉強が好きな人はいないですよね。
それでも、勉強しなければならない理由は、数字で評価・判断される世の中だからです。
少しでも勉強する方がコスパは良いと思えることができれば、夢を追いかけるよりも良いかなと思いまして、ちょっと考えてみました。
でもまあ、夢を追いかけることも悪いことではありません。
ただ、夢だけではお金は稼げません。
自分には才能がなく、特技も他人に劣っていると感じた時には、潔く、撤退するべきかと正直そう思います。