円安はどこまで続くのか?
為替に関しては誰も予想ができない状況です。
ただ、為替介入を160円タッチした時に発動しており、また今回は数日間で2度も為替介入を行った経緯からは、160円台には行かせたくないという強い想いは感じられます。
加えて、日銀では利上げも検討され始めています。
これは、口先介入だけでは、もう円安トレンドは止められないという気持ちになっているのでは?って思っているのですが、利上げをすると副作用もあるので、日本の経済が持つのか?って話になるかもしれませんね。
ただ、このニュースに関しては、FXは無反応です。
本気度が分からないから無反応なのか、利上げしたところで円安トレンドは変わらないという判断なのか、その辺りは不明ですが、この無反応ぶりは日銀や財務省を困らせていると想像できます。
米国投資をやっている身からすると、円安トレンドは助かりますけどね。
もちろん、今からも積立を継続するわけですから、積立時は円高の方が良いというのは分かっていますが、急激なトレンド変化だけは勘弁してほしいです。
たとえ円高になったとしても、徐々に変動してほしいですし、米国株価と相殺してくれると非常に助かります。
あくまで希望的観測であることは間違いないです。
けれども、この為替の不透明感から、レバナスに活路を見出しています。
ちょうど米国株が調整に入った4月にはチャンスを逃さずに、レバナスへの追加投資を行いました。
ここから先は、為替がどうなるか分からないので、リスクヘッジの意味で、レバナスへの投資は有効だと判断しています。
■あえて国内レベレッジETFを買う
レバナスへの投資は流動性を良くするために、投資信託ではなく、ETFを使って投資をしています。
ETFの方が、売買が早いので、買いたい時に買いやすい、売りたい時に売りやすいというメリットがあります。
その分、利確したい誘惑には勝たないといけませんが、レバレッジという少々リスクを取っている投資なので、ETFの流動性が使いやすいと思っています。
ただ、ETFといっても、米国ETFではなく、国内ETFです。
米国ETFのQLD方が直接的なので良いのかもしれませんが、ドル転をしなければなりませんし、売買手数料もかかるので、国内ETFの2869を利用しています。
国内ETFはドル転が必要ないですし、為替ヘッジも効いており、さらに売買手数料もかからないので、非常に使いやすいです。
ただ、米国相場でナスダック100指数が閉まってから、さらに、先物に連動する形で値動きするので、そこは要注意なのかもしれません。
でもですね、米国市場中に売買していると、本当に寝れないんですよね。
気になってしまいますし、上下の値動きに翻弄されます。
数株だと放置できますが、何百株にもなるとちょっと放置できないレベルになってしまいます。
そういう意味でも、国内ETFだと値動きも先物だけなのでマイルドですし、日中なので、気が楽ではあります。
■為替なんて読めないから
もう一つ、これが今回の一番のキーポイントですが、それは為替ヘッジがあることです。
為替ヘッジは日米金利差分のヘッジコストがかかるので、おすすめされない人もいますが、私は5%程度のヘッジコストであれば、十分に意味のあるヘッジだと思っています。
為替介入のようなことがあれば、ヘッジしておいて良かったと思えますし、今後もドル円が急落することは十分に考えられます。
そういう意味からも、為替ヘッジをしているレバナスというのは非常に使いやすく、ドル円を無視して、単にNASDAQ100の指数だけを見ていれば良いですから、今の状況下では非常に使いやすい投資先だと思っています。
あとは好みの問題ですね。
NASDAQ100指数自体がハイリスクだと思う人もいるでしょうし、レバレッジ商品は嫌だと思う人もいるでしょうし、為替ヘッジ商品は好まないっていう人もいるでしょう。
さらに、ETFですから、投資信託の金額買付に慣れている人だと、ETFの株数買付にも抵抗がある人がいるかもしれません。
レバナスは本当に好む人だけに好まれる商品だと思っています。
私も少し前までは、レバナスは持っていなかったですし、買うのもツミレバで投資信託を積み立てていました。
今回のように、押し目で一気に買ったのは初めてだと思います。
投資は100人いれば100通りの方法があるので、何が正解かは分かりません。
儲かった人が正解だったという世界なのです。
自己責任なので誰の責任にもできませんが、逆にいうと、自己責任で何でも決められる世界でもあります。
このレバナスETF投資が、勝つか、負けるか、自分にとってもかなり気になっている投資です。
いま、ようやく6%台の含み益になりました。
10%台後半になれば、かなり含み益バリアが効いてくるので、もう少し辛抱しなければなりませんが、投資を楽しんでいるのは間違いないです。