なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【富裕層になるための道筋】お金持ちになるために勉強が必要なのは「種銭」が必要だから

高い報酬が得られる職業に就きたければ偏差値の高い大学を卒業した方が良い、というのは、子どもを持つ親であればそう思うでしょう。

これは、自分自身の経験から基づいているので、そのように考える人が多いと思います。

完全に学歴と年収は一致しないものの、おそらく高い相関があると思います。

しかしながら、高い学歴と金持ちであるかどうかは関係ありません。

学歴が高い人でも貧乏人はたくさんいますし、学歴が低い人でも富裕層の人は大勢います。

結局、働くことが金儲けであること、お金持ちになりたいという願望があるのなら、お金が得られる方法を勉強しなければなりません。

投資の世界では有名な書籍「金持ち父さん貧乏父さん」では、世の中の仕事は4つに分けられると言います。

それは「従業員」「専門家」「経営者」「投資家」です。

そして、貧乏父さんに分類されているのが前の2つ「従業員」と「専門家」、金持ち父さんに分類されているのが後の2つ「経営者」と「投資家」になります。

悲しいことに、我々が一生懸命勉強して通っている学校では、前の2つになる方法しか学びません。

いわゆるサラリーマンになることか、専門職で仕事するかのどちらかを育成するための場所です。

それは、小学校から大学までほとんど変わらないと思います。

ところが、金持ちになるために本当に勉強すべきことは、後ろの2つであり、「経営者」や「投資家」になるためにどうしたら良いのかを考えるべきなのです。

親が子どもに一生懸命になっているのは、実は、前の2つになるためのものであり、結局は貧乏になるための方法のちょっとした違いを模索しているだけです。

親が子どもに裕福に生活してもらうには、サラリーマンや専門家になることではなく、経営者や投資家になってもらうことを望むべきなのです。

■種銭が無ければ何もできない

私もサラリーマンの1人ですので、ハッキリ言って、貧乏父さんの一員です。

この事実を知ってから、経営者か投資家になろうと思いましたが、この2つのうち、今の従業員生活と一緒にできるのは投資家の方ではないかと考え、今は投資で資産形成をするようにしています。

前の2つと後ろの2つ、何が違うのかという話ですが、簡単にいうと税金が違うんですよね。

ここでは、それを書くと、お金にまつわる記事になってしまうので、今回は書きませんが、子育て教育において、後ろの2つを目指せるような教育をすることも大切だなと思うわけです。

とはいえ、経営者になろうとも、投資家になろうとも、何が必要なのか、それは「種銭」です。

何をするにもお金がないと何もできないですから、種銭を持つということが必要です。

そら、実家が裕福で、遺産相続などでお金が降ってくるのであれば、この種銭問題は考えなくても良いかもしれませんが、普通の家庭であれば、自分自身がお金持ちになるには、何より先に種銭が必要になってきます。

そして、その種銭を得るには、一定以上の収入が必要になるわけです。

この一定以上というのは、支出で必要なお金以上の稼ぎが必要ということです。

お金持ちになるためには種銭が必要ですが、種銭は収入-支出という単純な計算で成り立ちますから、まずは収入を上げること、そして、支出を下げることが必要になります。

収入が上がらなければ、いくら支出を下げたからと言って限界がありますから、何としてでも収入をあげる努力をしなければなりません。

■種銭のための高い収入を得るために必要なこと

収入を上げるために最も早いのが、偏差値の高い大学を卒業することです。

日本の社会は学歴社会なので、偏差値の高い大学を卒業していれば、平均よりも高い年収を得られる可能性が高まります。

もちろん、大卒じゃなくても高年収の人は大勢いますが、それは一握りで成功者です。

一般人が平均よりも高い収入を貰おうと思ったら、高い年収の企業に勤めるのが最も早く、そのためには高い偏差値の大学を卒業することが最も効率的です。

そのために、勉強はする必要があるということです。

受験の機会って、小学校、中学校、高校、大学、大学院、といくつかの時点であります。

その時点で自分が頑張るかはその子次第ですし、家庭の経済環境にもよります。

けれども、日本の教育はまだ平等性が保たれていて、たとえ家にお金が無くても、学校の授業を一生懸命やっていれば、何かしら高い偏差値の学校を受けるチャンスは訪れます。

それを掴むか、逃すのかは、本人の努力と運の要素もあります。

家が裕福であれば、塾に行ったり、習い事をやったりして、コスパの良い勉強ができるというアドバンテージはありますが、そのような環境で無ければ、本人が頑張るしかありません。

でも、頑張った分は、何かしら成果として現れるのは、日本社会の良い所なのかもしれません。

勉強は辛いので嫌になる子は多いのです。

勉強したからといって、必ずお金持ちになるとは限りませんが、お金持ちになるための「種銭」は稼ぎやすくなります。

種銭であるこということを知っている親は少なく、勉強することでお金持ちになれると勘違いしている人も多いのは事実ですが、何にしても勉強しない選択肢はないということです。