お金持ちになれる人の共通点があるらしい。
少し古い記事ですが(といっても2016年だけど)、「THE21 Online」にお金持ち会社員の習慣が出ていました。
私もお金持ちになりたいので、少しは真似ができるようにしたいです。
習慣は10項目あるそうです。実際に挙げて考えてみたいと思います。
■「お金持ち会社員」の習慣10項目
- 自分の収支を把握している
- お金の使い方にメリハリがある
- 費用対効果を常に考える
- 「習慣化」するのがうまい
- 短期で儲けようとしない
- 一つにまとめる
- 周りの人を気にしない
- 本業以外の収入を持つ
- お金のことをタブー視しない
- 「お金のニュース」に関心を持つ
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
10項目の見出しのみを挙げてみましたが、見出しだけでは良く分かりません。
具体的に記事に書かれている内容と、私の考えを含めて、確認していきたいと思います。
■1.自分の収支を把握している
毎月いくら収入があり、どのくらい支出があるかを把握していない人は意外と多い。
1円単位ではなく、ざっくりとでいいので収入と支出を記録してみよう。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
以前に当ブログでも記事にしましたが、私はいま、買い物はクレジットカード決済でほとんどまかなっています。
一部クレジットカードが使えない店舗は現金で支払うしかありませんが、その現金を引き出す口座は決まっています。
さらに、クレジットカードの返済用口座、現金引き出し用口座、口座引き落とし用の口座は、同じ口座です。
したがって、1カ月の生活費はその口座を見れば、だいたい把握できます。
そして、その口座はネットバンキングで、いつでもスマホから利用履歴がアクセスできるようにしています。
買い物の内容を詳しく見たい場合は、クレジットカードの利用履歴を見ればよいのですが、それも明細紙を確認するのではなく、スマホアプリを使用しています。
利用店舗によっては、数日遅れや、半月遅れもありますが、だいたいは数日でアップされてきます。
高速道路のETCだけは、何であんなに遅いのかな?と不思議ですが、おそらく、ETCカードで集計して、その後でクレジットカードに請求となるから日数がかかるのでしょうか。
スマホがこれほど普及していないときは、私はクレジットカードを使っていませんでした。
妻もほとんど使っていなかったと思います。
必要な分だけを口座から現金で引き出して使うということをやっていたのですが、結局は何を買ったのかが分からなくなり、家計簿を付けようかという話になります。
けれど、家計簿を1年通じてしっかりと書けた事がありません。
めんどくさいので、だいたい途中で挫折してしまいます。
そこで、たどり着いたのが、クレジットカードとネットバンキングとスマホを使った家計簿です。
かなり楽に家計簿になるので、私はこの程度で良いと思っています。
クレジットカードを使うと、買い物をした気持ちにならないから、無駄使いが多いと言われています。
間違っていないと思いますが、無駄使いするかどうかは、自分の気持ち次第です。
現金払いの人でも衝動買いする人はしますので、結局は同じこととだと思います。
■2.お金の使い方にメリハリがある
見出しだけでは、良く分かりませんでした。内容としては下記です。
なんでもかんでも節約しようとすると、かえってストレスが溜まって別の分野での支出が増えてしまったり、反動で一気に無駄遣いをしてしまったりすることも。
「何に使い、何に使わないのか」という基準を明確にしよう。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
難しいですね。
私自身を見つめ直すと、基準のある使い方をしていないような気がします。
ただ、妻から言わせると、私の購買基準は「学習に役立つもの」だそうです。
言われてみると、娘が欲しいといったもので、遊び用のおもちゃは基本的に買わないですね。
おもちゃと一括りにしても、知育教材となり得そうなおもちゃ類は買うことを検討しているかもしれません。
他、最近は「本」をよく買うようになりました。
自分自身も読みたい本をできるだけ買うようにしています。投資関連の本で視点が違うものが面白いです。
娘にも本を買ってあげますが、新刊と古本をうまく混ぜて買うようにしています。
全てを古本で賄うのはどうかな?と思っているからです。
最近の本は非常によく制作されていて、難しい有名な物語や歴史の本を小学生にでも読めるように工夫されています。
そういう本は、出来る限り新刊を買うようにしています。
古本は、数ヶ月に1回程度、娘を連れていくと、まあ4~5冊は買わされますが、数百円で済みますので非常にお得です。
■3.費用対効果を常に考える
何か消費するたびに「この支出は、その金額以上の価値を生むか」を考えるクセをつけると、無駄遣いは自然と減っていく。
「3万円のバッグを買うことで、自分のストレスが解消される」と認識した上でなら、あえて消費するのもアリ。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
費用対効果をお金を消費する前に考えるのは非常に難しいと思います。
私も後から考えると無駄だなと思ったことがあります。
その典型例は、社会人になってからの自己啓発です。
若い時は時間も体力もあるので、自己啓発で難しい資格を取ろうと決心して、私も業務から少し離れた分野の勉強を数年したことがあります。
けれど、途中で挫折しました。
要因はやはり、子どもが産まれると自分だけの時間は限られてきますし、仕事も忙しくなると勉強がが難しいからです。
いま思うのは、勉強はやはり学生時代に精一杯することです。
勉強できるのは学生時代の特権であり、社会人は社会なりの業務が待っています。
そして、学生の時に勉強しない人が、社会人になってから勉強しようなんて思っても、実際はしないですね。
私自身、全く優秀ではなく、無駄なことをいっぱいしたような気がしますので、そんな自分の経験を子どもに伝えていきたいです。
やはり、学生は勉強することが一番ですね。
■4.「習慣化」するのがうまい
一度習慣になってしまえば、やらないほうが気持ち悪くなる。習慣化のコツは「記録」。
やるべきことをリスト化し、それができたかどうかを日々記録することで、やる気が継続しやすくなる。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
「電気をこまめに消す」や「毎月の収支を計算する」といったことを習慣化することらしいです。
節約の習慣化はどうなんだろう?やっているのかな?
何となく、我が家では、あまりやっていない気がしますね。
というのは、「時間を金で買う」ということをやっているような気がするからです。
こればかりは、ダブルインカムの世帯でないと考えないことかもしれませんが、共働きの家庭で一番不足するのは「時間」なのです。
一番の典型例は「浴室乾燥機」です。
実は我が家では、洗濯物の乾燥と浴室乾燥(カビ防止)を一緒にするために、毎日、夜中にフル稼働です。
洗濯物を乾燥機で乾燥させるのは、節約家庭からしたら、あり得ない行動なのかもしれませんが、我が家にとっては必須で、これがなければ毎日苦労します。
朝は干す時間も無いですし、取り込む時間もないです。さらに雨なんか降ったら最悪ですので。
ということから、電気代は一般家庭より高いです。
記事と反対のことを書いていますが、節約の習慣化はあまりピンときません。
逆に、投資に関する「習慣化」は取り入れています。
当ブログで書いてきましたが、毎月口座引き落としで投資することは非常に大切な習慣だと思います。
投資を習慣化することは資産形成には必須だと思います。
その点は「習慣化」できていますね。
■5.短期で儲けようとしない
リスクとリターンは相関関係。
短期間で大きく儲けようとすると必ず何かしらの無理が生じる。
だが、ローリターンでも長期にわたって続ければリターンは大きくなる。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
これは、そのとおりだと思います。
ただ、これらの記事で注意しなくてはいけないのが、リスクの許容度は人によって違うということです。
自分がハイリスクだと思っていても、他人はそんなリスクは問題ないという人がいます。
逆に、自分はローリスクだと思っていても、他人はそんなローリスクでも取れないという人もいます。
ここで重要なのは、自分の「リスク許容度」を把握することです。
リスク許容度を把握しないうちに、リターンを得ようとリスクを取ると、思惑と実際のズレが生じやすいです。
あと、「リスク内容」も把握する必要があります。
思いもよらないリスクを後から知ったときに、判断を鈍らせるからです。
リターンを得るためには、投資をすることは必須だと思います。
リスクを取らない人にリターンは生まれません。
実際、働いていることさえ、労働時間・体力・ストレス等々のリスクを取っているわけです。
さらにリターンを増やすためには、労働所得以外に「不労所得」が必要です。
それが投資に繋がります。
しかし、リスクのない所にリターンはうまれないわけですから、うまい話なんてないわけです。
短期で高リターンを得るには、レバレッジをかけるので、ハイリスクが同然です。
それを分かったうえで、投資することが必要なんだと思います。
■6~10項目は次回へ
10項目全ていけるかと思いましたが、いつもながら少し書き過ぎました。
後半の5つは次回の記事にしたいと思います。