なんでも道しるべ

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【都立高校入試でスピーキングテスト】英会話の予約困難な理由は、東京で入試改革が起きていた!

夏休みくらいからオンライン英会話の予約が取りにくい状況だなと思っていたのですが、その理由がようやく分かったような気がします。

その理由はおそらく、2023年度入学の高校入試において、都立高校で英語のスピーキングテストが実施されるからだと思われます。

この入試の内容を知ったのは別の理由からだったのですが、東京ではスピーキングテストが実施されるということで、その練習のためにオンライン英会話をやっている家庭が増えていると考えます。

特に、テストの採点がフィリピンで行われるということで、フィリピンの先生が多いとされるオンライン英会話に取り組む生徒が増えたのだと思います。

この流れ、ますます英語の4技能を高めないといけなくなりました。

普通に英語をやっているだけでは、4技能を高めるのはかなり困難です。

大学受験だけでなく、高校受験でも4技能を言われる時代になりつつあります。

そうなると、英語の幼児教育はさらに注目されてくると思いますし、実際、幼児や小学生の時から英語教育をしていないと、これらの流れに対応できないです。

親の世代や祖父母の世代は、中学生からリーディングやライティングを中心とした英語を学んできました。

けれども、今の時代はコミュニケーション英語の時代です。

もちろん、受験においては、単語や文法や構文という部分が必要になってきますが、これだけでは受験は乗り切れなくなってくると思います。

親世代の学生時代の考えだけで子育てをしていると、子どもが困ってしまう時代が来ると思います。

時代にあった子育て、英語教育が必要となりそうです。

■録音形式のスピーキングテスト

都立高校のスピーキングテストの詳細はあまり理解していないので、詳しくは個別に調べてほしいのですが、簡単にいうと、録音形式のスピーキングテストを実施して、フィリピンで採点してもらい、それがA~Fのランク分けで評価され、入試においては4点刻みの0点~20点満点で加算されるということみたいです。

個人情報の取扱いなどで問題になっているようですが、何よりも、録音形式であること、フィリピンで採点されること、4点刻みの加算点になること、これらは重要なポイントのように感じます。

4点刻みの点は、最終的な合否においてはかなり重要であると思いますが、これらの解析は塾のプロフェッショナルに任せるとして、私の方では、録音形式とフィリピンでの採点について考えてみたいと思います。

まず、録音形式ですが、これは英検のS-CBT試験にそっくりです。

S-CBTは1日で英検受験を一気に終えることができる試験ですが、この試験でもスピーキングは録音形式を取っています。

イラストからストーリーを作る課題や、Q&A、などを録音で吹き込みますから、今回の都立高校のスピーキングテストにかなり近いと思います。

何よりも、人と人とで会話するわけではないということと、タブレットやPCなどの端末で試験することも難しさの一つではないかと思います。

映像やイラストを見ながらテストをするので、そのような形式に慣れておかなければなりません。

そういう意味でも、オンライン英会話をやることはかなり意味があると思います。

本番で緊張してしまったら、自分の実力が発揮できないですから、形式になれることは需要です。

■フィリピンの先生が採点するテスト

次に、フィリピンで採点されるということですが、フィリピンはノンネイティブですので、学校でネイティブの先生の授業を受けていると少し違うと思います。

私自身は英語が出来ないので差が分からないのですが、堪能な娘が言うには、ちょっと癖があるというか、方言的な感じでアメリカ人やオーストラリア人とは違うと言います。

したがって、フィリピンの先生が採点するということは、採点者が良いと思ってもらえる発音や表現でないと高得点にならないということです。

採点基準がどこまで平等になるのかは不明ですが、フィリピンの先生が良いと思われる発音や表現を練習しておくというのは重要かと思います。

日本で日本人の英語の先生ではこの辺りのアドバイスはほぼ無理です。

コミュニケーションの授業のために外国人の先生が来てくれていると思いますが、それでも、自分にかけられる時間は数分程度だと思いますので、圧倒的に練習不足です。

したがって、オンライン英会話で発音や表現の練習をしておくというのは一石二鳥かと思います。

■リーズナブルなオンライン英会話が注目される

以前までは1週間前でも十分に予約ができていたのですが、今は2週間前でようやく希望日時の予約ができるくらい、かなりオンライン英会話が熱くなっています。

都立高校の制度改定でこれだけの熱気なのですから、これが全国展開されるようになると、フィリピンの先生が教えてくれるオンライン英会話がさらに人気になりそうな気がします。

料金もリーズナブルですし、日時の予約もしやすいですから、オンライン英会話は非常に使いやすいと思います。

都立高校の場合は、これまでの1000点に対し、20点が加算されるということで、影響は少なからずありそうです。

このスピーキングテストの流れ、少々気になるので、情報を取っていく必要があるのではと感じました。