オンライン英語レッスンを中断することにしました。
娘は、英検準1級に向けて、ライティングやリーディングの強化にオンライン英語レッスンを受けていましたが、ちょうど良いタイミングなので、一旦中断することにしました。
積極的な理由と消極的な理由があります。
英語の学習法はいろいろあるのは事実です。
けれども、一つ言えることは、昔のやり方では今の子どもは伸びないということです。
特に中学、高校から英語を学習してきて、大学受験のやり方で英語を身に付けてきた人の方法は、今の小中学生の英語にはほとんど意味が無いと思っています。
なぜなら、それは日本語を学習してきた人が、第二言語として英語を勉強する方法だからです。
日本語がままならない子どもが英語を学習するために必要な方法は、違うと思います。
そう思い、オンライン英語レッスンを中断しました。
けれども、英語学習は続けます。
■オンライン英語レッスンの先生の方針
英語レッスンも今はオンラインの時代です。
通学で学べる英語教室もありますが、費用が高すぎます。
オンラインであれば、日本人講師であっても30分1000円くらいで受講することが可能なので、英語のレッスンを受けたい人はオンラインを選択するべきだと思います。
娘も英検準1級に向けて、英語のレッスンを受けていました。
けれども、最初の先生は、何かと難しい単語や日本語の訳の意味すら分からないような単語を覚えてくるような宿題を出されて、娘が嫌になってしまいました。
次の先生は、最初はライティングのレッスンで、宿題にライティングをさせて、レッスンで添削をするような感じで、非常に良かったのですが、結局は中学の文法などを一から勉強するようなレッスンに変わってしまいました。
2人の先生共に、別に英語のレッスンとしては間違っていないと思います。
私からすると王道な教え方だと思うのです。
けれども、これが高校生や大学生が対象生徒であれば良いと思うのですが、相手が小学生や中学生では違うと思います。
ましては、文法をオンライン英語レッスンで習う必要なんてありません。
■学校や塾と一緒だと意味が無い
何が言いたいのかというと、オンライン英語レッスンに求めているものと、学校や塾に求めているものを一緒にしてはいけないということです。
学校や塾の学習は、文科省が定めたカリキュラムどおりに学習すれば良いわけです。
この学年ではこの単語数とこの文法を覚えるというように、決められた学習指導要領に即した学習をすれば良いのです。
そして、それが高校受験や大学受験につながります。
対して、オンライン英語レッスンに求めるのは、そのような決められた学習指導要領に即さない英語学習をしていきたいというわけです。
全く違う側面から英語を学び、英語能力をアップさせるという方法です。
最も分かり易いのが、英会話レッスンかもしれません。
英会話では、学校で習う順番で文法や表現を勉強するわけではないです。
まずは、簡単な例文から話せることを意識してレッスンしていきます。
そんなときに、単語を一つ一つ覚えませんし、文法の解説なんてしません。
それが英会話レッスンの良い点だと思っています。
しかしながら、ちょっと英語を得意で、英語の先生を目指す人というのは、何かと英語の「授業」をしたがる癖があります。
オンライン英語レッスンの先生は、そのような癖が身に付いている先生が多いと感じました。
学校や塾の先生であればそれで良いのかもしれませんが、わざわざオンラインで低学年の時に英語を学習するのですから、その場合は違った方法で英語を教えなければならないと思います。
そのような模索する意識が見られなかったので、今回、中断することにしました。
■Z会のAsteria(アステリア)
とはいえ、私も中断して、何もしないわけではありません。
オンライン英会話QQEnglishのカランメソッドは続けますし、Z会のタブレット学習のAsteria(アステリア)も継続します。
特に、今回のオンライン英語レッスンに代わるものが、Z会のAsteriaだと思っています。
これは、英語の4技能を自分で勉強していくタブレット学習ツールです。
1日30分程度であっても、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの学習をすることで、学習指導要領に即しない勉強ができていきます。
それで1ヵ月の料金は2,800円程度ですから、非常に安い。
また、ライティングはZ会の添削を受けることができますし、スピーキングも月に1回はオンライン英会話をすることだって可能です。
まだ利用していませんが、これらもやっていこうと思っています。
私の考えでは、この学習方法で十分だと思っています。
目標は英検準1級を合格することです。
合格する為のルートとしては何であってもよく、合格すれば良い訳です。
それで十分に実力がついていくと思っていますから。