本日はアウトプットの重要性とその方法についてです。
もうすぐ中学生になる娘ですが、塾は一足早く中1の勉強に突入しています。
通う時間も遅くなり、19:00過ぎ~22:00前までの夜の時間帯になっています。
帰る時間が遅くなると、その分、風呂に入る時間が遅くなり、寝る時間も遅くなります。
それでも、朝勉強は続けているので頑張っているなと感心しますが、時折、中学生は体力勝負だなと思えることがあります。
運動ができる人は勉強できる人もいて、いわゆる文武両道というケースだと思いますが、それは勉強を継続できる体力と集中力が高いからだと思っています。
娘の場合、負けず嫌いの性格もあり、小テストで満点が取れなければ非常に悔しがります。
その為、ちょっとくらい眠くても朝もしっかり勉強するのだと思っています。
傍から見ている私の感覚では、これがアウトプットの重要性だなと思えるわけです。
■「分かる」と「出来る」の違い
塾で中1のカリキュラムがスタートすると、週に6コマの授業があります。
娘は馬渕教室に通っていますが、馬渕の特徴として、毎授業で小テストや復習テストがあります。
それぞれ10点程度や50点程度のテストではありますが、やはりテストがあるということは授業に望む意識が変わります。
元々娘が負けず嫌いの性格であるからかもしれませんが、毎回のテストで満点をとらないと悔しがります。
逆にいうと、満点を取るために必死で覚えていっています。
それが復習になりますし、知識の定着につながるので、アウトプットは非常に重要だと思えるのです。
テストがないとここまで真剣に勉強しないと思いますし、覚えようとしません。
インプットも大切ですが、やはりインプットだけだと「分かる」の状態であり、「出来る」の状態まで上がっていないと思うのです。
アウトプットが確実にできて、「出来る」の状態になっていると思います。
■インプットは何周もするのが良い
開成から東大の学歴を持つYouTuberの動画を見ていますが、その人はインプットも非常に大切だと言っています。
その方はインプット中毒なほどインプットが好きだったようで、インプットの仕方にも意味があると言います。
その方法は、ざっくりいうと、まずは大まかに概略をインプットしていくと言います。
そして、再度、細部をインプットし直すのが良いと言います。
たとえ、回り道のように思えるけれど、勉強はたくさん勉強しても良いということです。
詳細には書きませんが、非常に分かり易いと思いました。
私は、小中学校の勉強であれば、何周もインプットすることで、すぐに賢くなれると思っています。
だから、塾に通って1回勉強し、その後に学校でもう1回勉強する子が賢いのだと思っています。
別に、その子が先天的に頭が良いとか、遺伝子的に優秀とかでも、何でもないのです。
結局は、同じ分野を何度勉強するかで決まると思っています。
■アウトプットも何周もするのが良い
小テストがあるということは、ワークや問題集を何度も勉強する習慣が身に付きます。
満点を狙うには、まずは出題範囲を最低でも2回しなければなりませんし、できれば3回や4回もしたいところです。
毎回のようにテストがあると、なかなか3回の勉強はできませんが、効率よく覚えて、復習するようにすれば、1回解いて、間違った問題だけでももう1回覚えることで、上手に覚えていれば満点が狙えます。
学校の定期テストなどでは、このような少ない回数では満点は取れないと思うので、やはり3回は回す必要があると思いますが、すでに小テストなどで地盤ができていると、定期テスト前の勉強も効率が良いのだと思います。
だから、優秀な子が定期テスト前にあまり勉強してないように見えても、高得点を取ってくるのだと思います。
その子達は、定期テスト前にバリバリ勉強するのでなく、日頃の小テスト前に地道に勉強している成果なのでしょう。
■小中学生は、授業を受けて、テストを受けるが良い?
小中学生の塾選びでは、授業を中心としたインプットも大事ですが、アウトプットにどのような取り組みがあるのかも重要だと思えます。
最近はスタディサプリなどの映像授業がありますので、これでインプットは十分賄えますが、やはりアウトプットの習慣が付きにくいのが難点だと思います。
小テストや定期テストなどのテストを受ける雰囲気も大切ですし。
人間誰しも試験を受けるというのは怖いし、緊張しますから受けたくなく、アウトプットを逃れたいという気持ちになるものです。
そうすると、勉強で一番大切な点を逃すことになりますから、塾などで強制的にアウトプットの機会を設けるのは大切なことなのかもしれません。
武田塾などでは、勉強法管理と確認テストの機会があるので、それは理にかなっているのかと思いますが、何と言っても個人授業なので費用が高いですよね。
勉強法管理が1:1でしか行えないものなのかな?
これがオンラインなら安くなるのかな?
とも思えます。
けれど、小中学生にはまだ早いかなと思います。
授業を受けて、テストを受けるという、従来の塾スタイルでも十分なのかもしれません。