今日は、学校の定期テストに向けて、親の私がサポートとしている一つを初公開します。
学校の定期テストで良い点を取る方法は、たった一つしかありません。
それは「勉強量をこなすこと」です。
はっきり言って、効率とか質とか全く関係ないです。
いかにたくさんの勉強量をこなすかで点数は決まります。
点数が悪い人はほとんどの場合は勉強量が少なすぎます。
勉強すればするほど点数が取れるというのが定期テストなので、定期テストで点を取りたい人は、必ず勉強量を確保しなければなりません。
ただし、一つだけ注意点があります。
それがやっている内容が間違っていないかという点です。
勉強時間を確保して、勉強量をこなしても、勉強方法ややり方が間違っていると点が上がりません。
やるべきことは、提示された範囲のワーク類や問題集をひたすら解くということです。
けれども、一般的に言われている一冊を完璧にみたいなことでは、ダメです。
まあ、一冊やっただけだと、せいぜい85点くらいが限度でしょうね。
問題って様々な種類に当たらないといけません。
90点以上を確実に取りたいのなら複数の問題集を並行に大量にやるのです。
そして、それをサポートしてあげるのが親の仕事です。
私が実際にやっていることを今回は公開します。
■テスト勉強一覧表
娘は現在中2ですが、私が中1の1学期からやっているのが、勉強一覧表を作成することです。
各教科、何の問題集やワーク類をやる必要があるのかをピックアップした一覧表を作成します。
最初に一度作成してしまえば、最近はコピペなのでかなり楽です。
実際に作成している一覧表がこれです。
そんな難しいものではないことが分かると思います。
親の仕事はこれを作成することだけです。
たったこれだけのことですが、実はほとんどの親がやっていません。
やるべきリストも、スケジュールも、管理も、すべて本人任せの親がほとんどです。
だから定期テストの点数が上がらないのです。
もし、子どもに定期テストで高得点を取ってほしければ、まずはこれを作成しましょう。
■勉強量がテスト点数に比例する
パッと見た感じ、勉強内容としては、どんな印象でしたでしょうか?
多いなと思った人もいると思いますし、こんなものかと思う人もいると思います。
多いなと感じた人は、自分の子どもの勉強量は少なすぎます。
これだけの量のテスト勉強をやって、ようやく90点以上が取れるというものです。
それも確実ではありません。
応用問題が多数に出題されたり、ケアレスミスがあったりすると、90点を下回ることもあります。
これだけやっても、下回ることがあるのですから、せいぜい80点くらいで頭打ちしている人は、勉強量が明らかに少ないってことが分かると思います。
■これだけやれば実力は付くのは当たり前
簡単に解説すると、各教科でワーク類や問題集は5~6種類はあります。
学校から配布されているワーク、通塾している馬渕教室から配布されているワークと対策問題集と過去問、私が個人で購入している教科書ワーク、そして、スタサプのアプリ問題もあります。
加えて、学校からの授業プリントなども確認する必要があります。
これらを全てやることで、どのような問題が出題されてもたいてい90点は超えてくるような実力がつきます。
テストの難易度が高くなければ100点も狙える実力がつきます。
勉強方法としては、まずは1周やっていき、1周目で間違った問題にはチェックを忘れず付けて、当日中にやり直しはしておきます。
1周目が終わったら、2周目に入り、2周目は間違った問題だけをやっていきます。
これらを全て2周やりきるだけで、おそらくテスト直前くらいになっていることがほとんどです。
そしてテスト2日前~前日には、3周目をやります。
その時、1・2周目で間違った問題だけでも良いですし、少し不安であれば、正解していた問題ももう一度解いておきます。
前日に必ずやらないといけないのは、授業プリントやノートを見直しておくということです。
特に国語や社会という科目は、教科担当先生の独自問題が出るケースが多いので、問題集だけではフォローしきれません。
これだけやれば、定期テストで90点は狙える実力がついています。
あとは、やるか、やらないかは、自分次第ですね。
■親の関わりは重要です
親がやるべきことは、この一覧表を作成することと、スケジュールやフォローをすることです。
私は中1の段階ではスケジュールの相談もしていましたが、中2になった今では、一覧表だけを渡して、あとは本人自身で管理させています。
何日かに一度、どこまで進んでいるかを聞きます。
本人もこの一覧表にチェックを入れているので、一目でどこまで進んでいるか、何周目なのかが分かるようになっています。
自分のお子さんに定期テストで高得点を取ってほしければ、まずはこの一覧表を親が作成することからスタートです。
学校では、この一覧表を作るのも本人がやるべきことを言いますが、最初からできる人間なんていません。
ましては中学生の段階では親がやってあげるべきです。
これに慣れてくると、高校生や大学受験の時に自分で作れるようになるはずです。
まあ、できていない高校生も大量にいるから、武田塾のような学習管理塾が流行るんですけどね。
大人の親であれば、これくらいは簡単に作れるはずですから、子どもに「テスト勉強してる?」と聞く前に、自分も当事者に入るべきですね。
騙されたと思ってやってみると、きっと良い結果が出ると思いますよ。
信じるのも、疑うのも、自分次第です(笑)