なんでも道しるべ

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【定期テスト直前の声掛け】テスト本番で実力を出し切れる親からのアドバイスを考える!

テスト前日の親の声かけ、これって意外と重要なんだなと思えてきています。

プレッシャーをかけすぎてもダメだし、放置しすぎると本人の士気に影響を与えるし、ちょうど良い声掛けというのが難しいです。

本人は自分のできることは最大限やっているはずですから、気の利いた声かけをやってあげようと思っています。

プレッシャーをかけないで、意味のある声掛け、この両者を兼ね備えるのは、テスト本番で意識しておいてほしいこと、それを淡々とアドバイスしてあげることが良いのではないか?と考えています。

今日は備忘的に、テスト本番の前日や朝に何をアドバイスするのか、それをまとめておこうかと思います。

■テスト直前のアドバイス

私が考えているアドバイスは下記のとおりです。

  • これまでの勉強量からすると、平常心でテストを受ければ90点は取れると思う。
  • 1問にこだわらずに、全部の問題を解くことに意識を向ける。
  • 見直しのレベル分けをして、見直しの必要が無いもの、見直しをした方が良いのも、後でもう一度解き直すもの、3つのレベル分けをして見直し効率を上げる。

娘は結構緊張するタイプです。

おそらく自分がこれまでやってきた勉強量相当の点数が欲しいという欲望と、テストの点が悪かったらどうしようという心配などが入り乱れた深層心理だと思いますが、テスト前日や当日の朝は、決まって不安であることを連呼します。

大丈夫という一言では本人は納得できないので、一番都合の良い声掛けを毎回考えるのですが、やはり一番良いのは「普通に受ければ90点は取れるよ」という安心感だと思っています。

実際、ケアレスミスや見直し漏れが無ければ、90点以上は確実に取れるほどの勉強をしています。

ですから、点数を落とすのは、焦りや時間配分ミスや見直し漏れなどが原因となるのです。

最も必要なことは、平常心にできるだけ近づけることであり、本番なので必ず緊張するものですが、焦りや不安などを抑えることが出来た人が勝ちということになります。

本番に強いという人は、平常心で本番も望める人です。

人間は自分の実力以上のものを発揮することはできませんから、本番ではいかに通常の状態で挑むことができるか、緊張を力に変えることができるか、がその人のスキルになります。

もっともっと緊張する局面はこれからもありますから、学校の定期テスト程度で緊張しないように、自分で落ち着ける方法を考える必要があるということです。

親からの声掛けもそれに含まれ、これまでの努力を認めてもらうことも一つの方法かと思っています。

■100点阻止難問にはこだわらない

学校の定期テストは100点阻止問題というのが必ず入っています。

大切なことは、そのような問題があるということを認識して、その問題に固執しないということです。

頭の良い学生ほど、高得点を狙うために難問に挑もうとします。

また、これまでの勉強内容から解けそうに思えてくるので、チャレンジしてしまうのです。

けれども、そのような100点阻止問題も結局は通常問題と配点が同じだったりしますし、時間に対する点数のコスパからすると非常に悪いです。

なので、難問に挑むのではなく、基礎・基本・標準問題に時間をかけて、ケアレスミスを無くして確実に点数にした方がコスパは良いに決まっています。

そのような難問は、最後の最後に時間があればチャレンジしようという気持ちでは無いといけません。

もう一つは、難問を見極める力があるかどうかです。

大量の問題を解いている人は、解けるかもしれないと間違った思考になることが多く、意外と勉強量が少ない人の方が、諦めが付くケースも多いです。

その辺りが罠にはまってしまうのですが、難問を見極める能力を付けることも重要だと思います。

■見直し方法のテクニック

最後は、テクニック的なアドバイスです。

最近の学校の定期テストは大量の問題数で1問あたりの配点を下げる傾向があります。

1点や2点問題で構成して、50~70問以上の回答をさせるテストが多いです。

そうなると見直しの時間は圧倒的に減ります。

問題を解くスピードも大切ではありますし、1回目の正確性も重要なのですが、見直しは必ずしなければケアレスミスが発生するので見直し時間は必要です。

見直しを効率的に行うための手法として、問題毎にレベル分けをすることがテクニックです。

見直しが必要な問題と、見直しが不要な問題を分けておくということです。

不要なものは自信がある問題なので、見直し無しで行ってしまい、見直しをしないと不安な問題は後から確かめを行います。

先程の難問と関連してきますが、難問は飛ばして、時間があれば解くというレベル分けも必要になってきます。

この辺りのテクニックはもう一度再確認しておく必要があるかと思っています。

テストはどのようなテストでも緊張するものです。

特に学生はテスト中心の生活を送っているので、テスト勉強も一生懸命やっていますし、1回1回のテストに実力を出したい、良い点数が欲しいという欲も出てきます。

親としては頑張りは褒めてあげて、意味のあるアドバイスをしてあげて、必要以上のプレッシャーをあが得ないようにしてあげることが大切かなと思っています。