冬休み講習の真っ只中です。
年末の雰囲気は少しずつ出てきていますが、娘が通塾している馬渕教室では冬休み講習が開講されています。
通常よりも少しだけ長い授業の時間なのですが、この15分が意外と長いようで、娘が言うには授業が長いと言っています。
まあ、コロナに感染して、最近は家にいましたから、授業の感覚が戻ってないのだと思いますが、90分くらいも机に拘束されると長く感じるのかもしれませんね。
せっかくの冬休みなので、しっかり勉強してほしいものです。
本来なら、講習ばかりを受けずに自分で勉強するべき内容を勉強してほしいところですが、通塾しているとそういうわけにもいきません。
塾の思うどおりの授業を受けさされるので、仕方なく授業を受けている部分もあります。
とはいえ、冬休みだからこそ勉強できる単元をやっていると言いますか、これまでのまとめであったり、苦手にしている人が多い単元をやったりしているみたいなので、それはそれで価値があるのかな?とも思えます。
家にいて自分で勉強するとなると、やはり公開テストの過去問を中心とした勉強しかできないです。
自分の苦手=過去問で点が取れない部分となってしまうので、そればかりだと穴ができる可能性があります。
塾が用意してくれている部分を勉強するのも、自分が気付かなかった弱点を見つける一つになるかもしれません。
集団授業だと自分の苦手にフォーカスできないというのがデメリットではあるのですが、一定の学力が付くと、それを気付くというのも難しいもので、集団授業だからこそ勉強できる内容も実はあります。
特に難易度が高い内容というのは、自分自らだとなかなか手が出しづらいので、そのような点は集団授業だからこそ扱ってもらえるメリットでもあると思います。
そのあたりをうまく使えば、集団授業のデメリットをメリットに変えられると思います。
■冬休みだけ集団授業の冬期講習がおすすめ
冬休みは、本当に勉強する生徒としない生徒がキッパリと分かれます。
遊びに注力したら、本当に何もしなくてもドンドン日数は経って行きます。
なぜなら、毎日が楽しいからです。
夏休みのそうですが、冬休みの方が行事は多いので、冬休みに遊ぼうと思えば、いくらでも遊べるという感覚です。
そこで、自分を律して勉強するというのは非常に勇気がいることです。
なかなか自分ではコントロールが難しいので、塾などの冬期講習を使って、勉強する環境を作っていくべきかと思います。
その際、私が思うのは、普段は1:2などの個別に通っている人でも、このような時期は集団授業に通った方が良いと思えます。
なぜなら、個別のまま冬休みを過ごすとすると、結局いつも通りの感じの延長なので、冬休みに負けてしまうからです。
宿題が出ても、冬休みは時間がたっぷりあるので、ダラダラになりますし、意外とすぐに終わって、遊ぶ方が中心になる人も多いと思います。
そんなときこそ、集団授業です。
集団授業であれば、個別指導よりも単価が安いので、冬休みの2週間であればそれほど費用がかかりません。
もしかすると、新学年前なので、無料で受講できる可能性もあります。
それを利用して、冬休みこそ、集団授業に通うべきです。
その方が自分自身を律さなくても、自然と勉強する環境下に持って行くことが出来ます。
ハッキリ言って、楽に勉強するモードに持って行くことが出来ると思います。
それが集団授業の利点であります。
集団授業は周りの生徒がやる気の人も多いですから、そのようなクラスに入ることができれば、周りの雰囲気に驚くかもしれません。
冬休みであっても、やる人は本当に勉強しています。
それを感じることができれば、集団授業に行くメリットはかなり高いです。
■人が遊んでいる時に勉強できるメンタル
娘が言っていました。
何を言っているかというと、「インスタのストーリーに友達が遊んでいる写真が出ているけど、これを見れば見るほどやる気が出る」ということです。
なぜ、そう思うのかというと、人が遊んでいるときこそ、自分が人よりも先に出ることが出来ると分かっているからです。
この考えは、別に勉強だけなく、スポーツでも同じだと思うのですが、人と同じことをやっていても人よりも優秀になれるわけがありません。
人が遊んでいる時こそ、自分自身でトレーニングしたり、自分自身で勉強したり、自分自身でやるべきことに取り組んだりするべきなのです。
それが出来る人が本当に人の前に出られる人です。
それが出来ない人は、人に負けても当然ですし、仕方ありません。
それが分かっているかどうかですね。
■親も一緒に子どもと共同責任を
親は簡単に勉強しなさいと言いますが、このような環境を作る手伝いをすべきだと思います。
大人も浮かれてしまう年末ではありますし、そろそろ仕事終わりで、年末の浮かれている人も多いと思いますが、受験生を控える子どもがいる家庭はそんなに甘くありません。
子どもの人生を考えるのであれば、親も同じように律さないといけないです。
冬休みだけでも集団授業に通わせてあげるのも親としてのサポートの一つです。
このような準備ができる人は他人よりも前に出ることができますが、何もしない人は人に負けてしまっても仕方ありません。
これは本人だけの問題ではなく、親も含めた共同責任ですね。