小学校で習得しておくべき学習はしっかりとやっておくべきだと考えています。
加えて、算数の場合、学校で習う内容はあまりにも基礎基本すぎます。
この内容と練習問題程度だと、中学に行ってから付いていけなくなるのは仕方ないのかもしれません。
基礎に加えて+αをしっかりと勉強するべきですし、また、文章問題も1行問題だけでなく、2つ、3つと少しひねった応用問題もしておかないと、思考力が養えないです。
基本の徹底は必須で、加えて思考力を少し鍛えておこうとおもい、ある週末の土日に、算数特訓ということで、算数しかやらない日を作りました。
■娘の弱い算数単元
ちょうど学校のテストも、ひと段落した週末でした。
学校の先生は通知表さえつけることができれば良いので、通知表の評価が終われば急にテストが無くなります。
塾も長期休暇前の実力テストも終わり、ちょうど授業の端境期に入っている感じになっています。
長期休みにはいると、学校の宿題や塾の講習が入ってくるので、まとまった時間があまり取れなくなります。
このタイミングで弱点克服と実力アップの復習をしておくのは、ちょうど良い時期だと考えました。
塾の実力テストが返ってきて、5・6年の算数の範囲のなかで、娘が弱い単元が浮き彫りになりました。
- 旅人算(速さの和と差、来た道を引き返す、出発時間の差)
- 相当算(もとになる数)
- 相似(三角形の相似形)
- かげの問題(相似の利用)
- 立体の体積と表面積
- 数の性質、場合の数、集合
難関中学を受験する小学生であれば、いわゆる基本的な問題ばかりなのかもしれませんが、娘にとっては少し弱い単元です。
単なる計算間違いもありますが、計算間違いも実力の一つであり、練習不足によって起きることなので、それらを含めて勉強しました。
ついでに、「素因数分解と約数・倍数の利用」についても勉強しました。
素数の意味と、素数を使った問題を知っておくというのは、中高生になっても何かと有利だと思いましたので。
■スタサプ算数応用を使う
これらの勉強は、スタサプの応用授業をつかって学習しました。
このような時、スタサプは非常に便利だと痛感します。
小学生の場合、家で一人勉強していても分からないものは分からないですし、解説を読んでもひらめきません。
スタサプの場合は、例題を全て解説してくれますから、これらのような応用で学校では習わないことであっても再復習できます。
一度は塾で勉強している内容ではありますが、理解できていないから実力テストで間違えるわけです。
間違った問題を一人で悶々と考えても何も進歩しないので、解説を聞きながらもう一度勉強した方が手っ取り早いです。
ただ、全授業を聞き直すのは時間の無駄なので、練習問題でも解ける問題は自力で解いて、分からない問題は解説動画を聞くというスタイルでいきました。
■単元前半は実力で解けるも、後半は無理
塾の実力テストでも、中学受験ほどのレベルではないので、やはりスタサプの応用テキストの問題の方が難しかったようです。
例題の1・2番目程度だと、今の娘の実力でも解ける問題はあるようですが、後半は全く解けない例題ばかりだったようです。
確認テストでも悩む問題が多かったようなので、基礎と応用では全くレベルが違うのも、このスタサプの良い点だと思います。
本当に自力で机に座って、スケジュールをしっかり立てて勉強できるのであれば、塾に行かなくても、基礎と応用で十分な実力は付くと思います。
中学受験をしないのであれば、応用問題を全部理解できる実力が付けば、学校でも上位層で間違いないと感じました。
それほどまで、応用問題のレベルと質は高いと思います。
■応用の場合は確認テストも解説欲しい
週末の土日で算数特訓を試みましたが、結局は、「相似」「かげの問題」「立体の体積と表面積」
「数の性質、場合の数、集合」「素因数分解、約数、倍数」の5単元で終了しました。
あと、旅人算と相当算の2単元も勉強をしたかったのですが、そこまで手が回りませんでした。
実はこの2単元は5年生の範囲です。
十分に6年生の範囲だと思うのですが、スタサプ応用では5年で習う単元です。
テキストも注文中だったので、後に回していたのですが、結局土日では突入できませんでした。
平日に追加勉強になりそうですが、学校も塾も学期末で暇ですし、ちょうど良いと思っています。
ここで弱点を克服しておいて、算数の実力も付けておくことは、後々の学習でアドバンテージになるでしょう。
親としては長期休みに入る前に、仕上げておいて欲しいのが願いです。
スタサプに要望があるとすれば、算数応用の確認テストは解説が必要だと感じます。
例題に対し明らかに問題が難しいものもあり、解説だけだと理解できない問題もありました。
その辺りは改善してくれると嬉しいなと思いました。