貯金って誰しもが目標にしているものだと思いますが、貯金が増えていくと、どのような心境の変化があるのかって話なんですが、なかなか面白いことを言っている人がいました。
貯金ってなかなか増えないですし、そもそも収入がないと生活費も賄えないですし、生活費を差し引いて残ったものが貯金となるわけですから、収入が少なかったら貯金できないです。
貯金をするために、本業で収入を増やす努力をするとか、副業に取り組むとか、そのように一生懸命仕事している人が多い訳です。
収入を増やすために、仕事を一生懸命するためには、やはりお金が絡んでくるので、我慢しないといけないことも多いです。
特に、仕事の人間関係ですが、上司部下の関係や同僚などでストレスを抱えている人がかなりの人数います。
仕事なので仕方ないと思うしかないのですが、それでもストレスが多いと、病んできたり、鬱になったりと、仕事どころではない状態になりかねません。
特に仕事も精いっぱいやっているのに、貯金が貯まらない人、そもそも、生活費がカツカツの人ってストレスを抱えている人って多いですよね。
ストレスって余裕がないと増えてくるものだということです。
それで、貯金が増えてくるとどのような変化が出てくるかという話ですが、生活に余裕が出てくるというか、財布や通帳に余裕が出てくるので、ストレスが減る人が多いみたいです
やはりお金って本当に大切なものだということです。
お金で気分が変わり、ストレスの抱え込み方が変わるのですから、お金というものは難しいものです。
さらに具体的な話をすると、貯金が増えると、気持ちに余裕が生まれるので、仕事でのストレスも減り、上司や同僚に気を使わないようになって、さらにストレスが減るということ。
また、考え方や行動に余裕が生まれるので、いままで硬く考えていたことが、柔軟な発想になり、仕事がうまく回るようになるということです。
まあ、分からなくもないですよね。
柔軟な発想ができる人、ヒラメキっぽい提案ができる人って、結構、余裕があるように見えます。
心の余裕は、お金の余裕から来ていることなのかもしれません。
■仕事に余裕がない人っていますよね
貯金が仕事のやり方に変化をもたらし、余裕が出てくると、仕事中での振る舞いにも余裕が出てくるということは、逆に考えると、人に媚を売りまくっている人、上司の言動に左右されている人、リスクばかりを考えて何も決断できない人っていうのは、貯金がないのかもしれませんね。
貯金が無いと、仕事にしがみ付かないといけない、昇進・昇格して収入を増やさないといけない、何か失敗をしてマイナスの印象になるのならリスクはとらない、他人に嫌われたくないから何も決められない、そんな人なのかもしれません。
そのような人、会社にいませんか?
私自身、見回しただけでも数人いそうです。(笑)
投資においても、余裕がある人は、たとえマイナスになっても我慢ができるから握力が強く、プラスになるまで待つことができると言われています
株式相場って、緩やかな右肩上がりをしていますが(日本は除きます)、その上がり方はランダムウォークで、必ずしも一辺倒な上がりをしていません。
時には、株価調整があったり、〇〇ショックと言われる暴落があったり、様々なリスクによって株式市場が荒れることだってあります。
それでも、年に数%の上がりを見込んで投資をしている人が多いので、大きな調整によって数十%のマイナスになった時に慌てて手放してしまうと、年数%の複利の恩恵を受けられなくなります。
余裕がある人っていうのは、そこで慌てない人、ゆっくりと見守れる人です。
仕事においても一緒で、貯金がない人は何かと慌てていますし、成果を出さないといけない、上司によく見られないといけないと必死です。
それを他人に悟られて、結局は、周りから反感の目で見られるってオチになるわけですね。
■貯金をして自分に自信をつける
人によって環境が異なりますし、目標金額も違うので、貯金がどこまで増えればストレスが減るのか、仕事がうまく回るようになるのか、人の目を気にしないようになるのか、それは各人異なると思います
けれども一つ言えることは、貯金額が増えていくことで、確実にそれらのマイナス要素は減っていくということです。
貯金ができるということは、何かを我慢して、達成の道のりを歩いているので、自分に対し自信も持てるようになります。
逆に、一生懸命働いても貯金ができない人は、自分は何をやっているんだと嘆くこともあると思いますし、自分に自信が持てないので、そんな人が会社で地位を確立できるわけがありません。
人生をうまく回したいのであれば、意味の無い承認欲求で飾るよりも、確実に貯金を増やして方が合理的ってことなのかもしれませんね。
貯金も、金額が少ない時が一番辛いです。
増えてくると、雪だるまが大きくなるように増えていき、楽しくなってきます。
節約や倹約な生活ができない人は、使うことでストレス発散をしているのかもしれませんが、ストレス発散をしているつもりが逆にストレスを生んでいるかもしれないということです。