当ブログでは、子どもの勉強ツールとして、スタディサプリをおすすめしています。
スタディサプリを勧める理由は、第一に利用料が安いことです。
1ヵ月1,980円(税抜)という安さの割には、全ての教科の授業が受けられますし、学年も小学4年生~高校3年生までのどの学年の授業も受けることができます。
二つ目に、短時間でインプットできる点と場所を選ばない点です。
1単元の勉強に長い時間かけません。1コマ30分程度ですし、せいぜい2コマで1単元の勉強が可能です。
勉強のやる気の子どもはこのツールを使えば、塾通いをしなくても、知識は十分に得ることができると思います。
我が家もコロナ禍で学校が休校になったことをきっかけに、スタディサプリを始めました。
非常に便利なので、ときどき勉強していますが、学校が始まるとスタディサプリで勉強する時間が減ってしまったのは仕方ないことだと思います。
ただ、スタディサプリでは、少し物足りない部分が出てきました。
今日はその物足りなさの点と、その対処法について書いていきます。
■スタディサプリで物足りないこと
スタディサプリは、自分のペースで授業をどんどん聞いて進めていくので、インプットにはとても有効です。
小学生や中学生レベルであれば、予習には使い勝手のよいツールだと思います。
ただ、一部の方からも言われているように、インプットには有効ですが、アウトプットに物足りなさがあります。
各コマの最後に、確認テストと呼ばれる練習問題があります。
一応、この確認テストを100点で完了しないと、その単元はクリアとならないので、確認テストを受ける必要があるのですが、その問題数が実に少ないのです。
アウトプットで勉強の理解度を確認する点からすると、この少なさはちょっと問題かなと思えます。
スタディサプリがインプットツールには使えると言っているのは、このアウトプットの少なさから来ています。
我が家の場合、小学校の単元テスト(いわゆるカラーテスト)の勉強にスタディサプリの基礎を使っているのですが、テスト前の勉強にしては問題数が少ないので、物足りません。
カラーテストは90点以上、できれば満点を取りたいテストの位置づけですので、演習問題はできるだけ多くやって臨みたいものです。
そのツールとしては、スタディサプリはちょっと物足りなさがあります。
そこで考えた対策として、学校の教科書準拠のワークを準備することです。
■中学に必須の教科書準拠ワークを小学生の時から
中学校になると、教科書準拠のワークをしっかり取り組んで定期テストに挑むべきと言われています。
その練習として、小学生の段階から、教科書準拠のワークに取り組んでおくことが良いと考えました。
スタディサプリのアウトプットが少ないので、ワークでその穴埋めをやってしまおうという発想です。
中学生になると、教科書準拠のワークのおすすめは2つと言われています。
一つは、文理の「教科書ワーク」です。
もう一つは、新興出版社の「教科書トレーニング」です。
どちらか一方で良いと言われていますが、教科書ワークと教科書トレーニングでは少し構成が異なっており、好き嫌いがあると言われています。
しかし、どちらかというと、教科書トレーニングの方がおすすめという声が多いです。
それは、特典が多いということです。
暗記ツールやCDやDVDなどが付録として付いているので、そちらがおすすめということです。
実際に、書店で比べてみたら良いのでしょうが、私はまだ比べていません。
中学校に上がる前までに、一度比べてみようと思っています。
■新興出版社の「教科書ぴったりトレーニング」
どちらにしても、教科書準拠のワークで勉強しておくことは重要です。
我が家では、実際、新興出版社の小学生版「教科書ぴったりトレーニング」を購入してみました。
(画像をクリックするとアマゾンのページに移動します)
税込みで1,364円と安いです。これで1年分の勉強ができるのであれば問題ないでしょう。
教科書準拠なので当たり前ですが、教科書のページとリンクしているので、非常に勉強しやすいです。
また、学校のカラーテストレベルなので、これを勉強してアウトプットの練習をしておけば、学校のテストは問題ないと思います。
学校の宿題、そして、この教科書ぴったりトレーニングで勉強すれば、小学校のカラーテストであれば良い点数が取れると思います。
知識の定着を図るためには、それにプラスしてスタディサプリを考えても良いと思いますが、これはあくまでも塾に変わるツールです。
まずは勉強する姿勢と学校のテスト対策としては、「教科書ぴったりトレーニング」で十分だと思います。