中3の娘、今回の2学期の中間テストは結構ピンチかもしれません。
というのは、先週末の日曜日に塾で模試テストが実施されたため、その日まではまったく学校の定期テストの勉強ができていなかったのです。
日曜日の夕方から本格的にテスト勉強をスタートすることになったのですが、本番の定期テストまで9日間しかありません。
祝日があるのが助かっていますが、定期テストの前日なので、昼過ぎからは前日勉強に入る必要があるので、猶予としては午前中までです。
土日の日数があと2日しかなく、少ないので、平日の学校終わりの放課後でどれだけ勉強できるかが勝負となっています。
このような時こそ、親の私の出番だと思っており、いかに勉強時間を確保することができるか、それがポイントだと思っています。
数分でも、数十分でも、親が助けてあげることができると、本人はテスト勉強に集中できます。
時間が無い時は、本人も焦ってくるので、親のサポートでその焦りの原因をできるだけ取り除いてあげることが必要なのではないかと思うのです。
たった一週間ですから、親がサポートしても一週間だけです。
私自身は出来る限りサポートしてあげようと思っています。
■ドライヤータイム
実は、家での生活で、女子あるあるとして、最も問題になっているロス時間というのがあります。
それが、風呂上がりに髪を乾かすドライヤーの時間です。
このドライヤータイムですが、男子はあまり時間が取られませんが、女子は大いに取られるということで、受験生にとっては課題になっています。
まあ、ドライヤーの時間までも気にしないといけないというのは、相当頑張っている証ではあるのですが、このドライヤータイムは東大受験をする女子には天敵らしいのです。
これは東大生を育てた母が言っていたことですが、兄弟の中で女子はこのドライヤータイムは無駄時間になってしまうので、母親がドライヤーを代わりにやっていてあげていたらしいのです。
今回、定期テストの勉強においても、娘は本当に時間がないので、少しの時間でも勉強しようとしています。
そうなると、このドライヤータイムが結構もったいなく感じるのです。
ロングヘアーだと10分以上の時間はドライヤーに取られますし、このドライヤーをやっている時は、片手もしくは両手がふさがられるので何もできなくなってしまいます。
唯一できるのが、スマホを片手でみるくらいですかね。(笑)
いつもだと、娘はスマホを片手に、ドライヤーを片手に髪の毛を乾かしているのですが、今回ばかりは本当に時間が無さそうなので、手伝ってあげることにしました。
■目で解く
私が娘の髪の毛をドライヤーで乾かしてあげて、娘はその間、暗記教科の問題集を解いていくということです。
実際には、書くことはできませんから、目で見て解答して、間違っているかどうかを確認していくという作業です。
たった10分強かもしれませんが、されど10分強ということで、この時間があることで、数問はできますからね。
それに、ドライヤーをすることで、ちょっと休憩になってしまって、緊張感がとぎれてしまうのも問題でした。
やはりスマホを見てしまうと、通常なら10分強で終わるドライヤータイムでも、15分かかり20分かかり、という感じになってしまいます。
私がやってあげることで、緊張感が途切れずに、そのまま勉強モードになることも大きいです。
■いかに書かないか
勉強時間の確保といいますか、時短方法として、先ほども書きましたが、問題を目で見て解答するというのも一つの方法です。
これも東大生が言っていたことですが、勉強はペンを動かすほど無駄であるこということです。
きちんと漢字が書けるのであれば、短時間にたくさんの問題を解く方法は、いかにペンを持たないか、文字を書かないかということです。
書かずに目で追うことで、書いて解くよりも2倍・3倍のタイパになります。
時間が無い状況では、有効に使える方法です。
実際には、日々の追われていない時間で勉強する際にも、書くよりも目で勉強するというのは必要みたいです。
ただし、漢字がきちんと書けるのかどうかとか、英単語のスペルが正しく書けるかどうかなど、この辺りのケアは必要になってきます。
書けないのに、目でやる勉強法をやってしまうと、足元をすくわれることになりますからね。
今回は、模試テストと定期テストの日程の問題があったのですが、ここまで定期テストまで時間が足りないのは初めてかもしれません。
このような時こそ、親が子どもを手助けするタイミングかと思っています。
いくら勉強することを説教しても、このような時に手を貸してあげないと、本当の子育てではないと思っています。
勉強しろ!なんていくらでも言えますからね。
実際にやっている本人の立場になると、やる気はあるのに時間が足りないというのが本当に辛いと思います。
このような時に親の教育の本質がでるような気がしています。