なんでも道しるべ

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【期末テスト日程を終えて】全教科90点以上で評定5を狙うための親の役割とは

中2の娘は、今日で、学校の2学期定期テスト週間が終わりました。

想定どおりに行った教科、意外と難しかった教科、予想と違った教科、各教科で様々あるみたいですが、親の私目線では90点以上あれば良いです。

別に100点を狙う必要はありません。

1教科を猛烈に勉強して100点を狙いに行って、他の教科が80点台以下になるのなら、全教科まんべんなく勉強して、全教科が90点以上あれば良いと思っています。

テスト中も同じです。

100点を狙いにいって、難しい問題に時間をかけるくらいなら、その問題は捨てて、確実に取れる問題を見直しした方が良いと思っています。

その辺りの戦術は、子どもだけの考えではなかなか整理が難しいものです。

本人は一生懸命勉強しているわけですから、好きな教科、得意な教科は時間を使ってしまいますし、難しい問題でも解けるかもしれないと感じると、時間をつかってしまうものです。

でもそれをやってしまうと、平均的な学力がつきませんし、入試でも合否を分ける失敗をしかねません。

定期テストはあくまで学校の評定を決めるものですが、その辺りの練習ができるものです。

だから、一気に複数の教科のテストをやるわけです。

入試にむけたシミュレーションも必要なので、ただ単純にテストを受けるのではなく、しっかりと戦術をもって勉強し、テストに臨むことが大切です。

■テスト1週間前だと無謀

テスト勉強の期間中、やはり親のサポートが大切だと思ったのは、スケジュール感です。

期末テストとなると、9教科のテストになります。

それを1週間前から勉強していては、まず間に合いません。

間に合わないという言葉が正しいのか分かりませんが、1週間前からの勉強で9教科全てが90点以上取れるというのは難しいという意味です。

もちろん、全員が無理というわけでなく、一部の超優秀層であれば可能な人はいるかもしれませんが、凡人であれば、まず無理です。

単純に考えれば分かります。

テスト1週間前といっても、学校の授業もあるので、基本的には放課後~夜の時間しかないわけです。

1日1教科を完璧にやっても平日5日で5教科しかできません。

土日に2教科完璧にしても4教科分、平日と足してようやく9教科です。

したがって、1週間前だと、1回しか勉強できないことになります。

なので、超優秀層でないと、1週間前からの勉強で全教科が90点以上というのは難しいということです。

■2週間前までは宿題・レポートにも追われる

このような事実は分かっていながら、子どもというのは1週間前にならないとエンジンは入りません。

2週間前だとダラダラと勉強をして、テスト直前期のような効率の良い勉強なんてしないのです。

下手をしたら、まとめノートなどという無駄なものを作り始めたりします。

それに、学校の先生も、2週間前だとまだレポート課題なども出してきたりします。

レポートの作成に時間を取られていたら、テスト勉強はほぼ無理ということになります。

塾に通っていると、2週間前までは通常授業が組み込まれているので、塾の宿題や小テストの勉強などで、やはり平日は時間が取りにくいです。

宿題の対応って意外と大変なものです。

親が思っている以上に時間が消費されていきます。

■全教科90点以上を狙うための親の役割

特に期末テストは9教科もあって、どう考えても時間が足りないので、私が娘と相談して実行しているのが、3週間前から少しずつ勉強を開始するということです。

平日はなかなか時間が取れないのが事実ですが、できるだけ土日に宿題などを持ちこさないようにして、土日はワーク類をとりあえず進めていくというのを行います。

もちろん平日も少しでも時間が取れればやりますが、宿題などに追われていると、ほとんど勉強できていません。

土日に宿題を持ちこすと、それこそ全く進まなくなるので、最悪、土曜日の午前中までは塾などの宿題をやるにしても、土曜日の昼~日曜日はテスト勉強を行います。

3週間前からそれをやって、ようやくテスト直前に3周目ができるほどになります。

なので、まだ3週間あるとか、まだ2週間前だとか、余裕だと思っている人は、全然、テスト勉強が間に合っていないと思います。

もちろん、目標点が80点であれば、話は変わってきます。

ハッキリ言って、80点と90点、たかが10点の差と思うかもしれませんが、この10点分の勉強は大きな差があります。

80点はそこそこ勉強すれば取れます。

それこそ、ワーク1、2周を直前にやってもいける可能性があります。

けれども、90点以上を確実に取ろうと思うと、ワークだけではダメですし、授業プリントを覚えることや、過去問からの出題傾向などを確認する必要があります。

まあ、これが評定4と5の違いでもあるんですけどね。

確実に90点以上取って、評定5を狙うのであれば、単純な勉強では到達できないということです。

スケジュール感は中学生の子どもだけでは少し大変です。

親と一緒になって戦術を練ることで、本人も安心して勉強に集中できます。

そして、不測の事態になったとき、スケジュールから大きく遅れている時などに、修正をしてあげるのも親の役割です。

これらを全て子どもに任せていては、なかなか全教科で90点以上は難しいかなと思います。

これだけやっても、全教科をコンプリートするのは至難の業です。

実際にテストが返ってくると、1教科、2教科は80点台になっていることがありますからね。