なんでも道しるべ

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【合否の分かれ目】大弱点数学の約分忘れを克服したい!

約分忘れが合否を分けるかもしれない受験生の娘は、あと2週間で約分の意識付けをしなければなりません。

と言っても、約分って、できるか、できないか、分からないから、判断が難しいんですよね。

約分というのは小学5年の時に習うのですが、その時は約分ができる問題をひたすら解かされます。

けれども、いまは約分ができるか、できないか、を判断しなければなりません。

そして、入試問題は制限時間があります。

50分で20問の問題を解かなければなりません。

そもそも、全問を解いている時間がない状態で、さらに約分チェックもしなければならないので、結局、数学ってセンスなのか?って話に落ち着いてしまうのですが、そうも言ってられないので、私も親としてできることをしようと思い、様々な方法を考えています。

入試までたった2週間しかありませんが、やれることを2つ見つけました。

■小学5年の約分ドリル

まずは、約分を身体に叩き込むことですよね。

約分って小学5年生に練習するものですが、まずは本当に基礎基本に帰ることになりますが、約分を再度練習するしかありません。

このような分数の形態なら約分ができるのだというのを、理屈ではなく身体で覚えていくというものです。

仕方ないので、ネットで大量に転がっている小学5年生のドリルを印刷しました。

といっても、小学5年生用の約分ドリルは、約分ができる問題しかありません。

まずは約分ができる問題を大量に解いて、約分という作業を身体に染みこませます。

つぎに、ネットって便利なものですよね。

分数同士の掛け算や割り算の問題も転がっており、その答えで約分が必要なものと、約分が不要なものがある問題が混合しているドリルもありました。

これで、約分ができる、できない、をしっかりと判断する練習をします。

高校受験生が今になって約分練習って、なんか戻り過ぎじゃないのか?って思う人もいるかもしれませんが、基礎基本に立ち返るというのがやはり勉強の基本だと思うんですよね。

自分が苦手なものは基礎過ぎても徹底するという姿勢が大切だと思います。

英単語が分からない人が長文の問題なんて解けないのと同じだと思うんですよね。

あと2週間だけですが、逆にいうとたった2週間だけやるだけですからね。

約分を意識づけるという意味で、最初のうちはドリル形式で身体に叩き込みます。

■中学受験向け約分忘れチェック方

次に、ポイントは、出た答えが、約分ができるか、できないか、を見極めることだと思うんです。

約分ができない数字を永遠と眺めていても答えはでません。

時間制限があるわけですから、瞬時に約分の可否を見極めないといけませんし、さらには、見直しの時間があれば、その時間内に約分の可否を見極めることも重要です。

調べましたよ、そんな方法があるのかどうか。

そこで出てきた方法が、中学受験でやっている方法らしいのですが、分母と分子の差を出して、その約数で割るということです。

例えば、49/56という答えが出た場合、これって約分ができるのか?って話になるのですが、この際に、56-49をするわけです。

56-49は7ですから、もしかして7で約分ができるのでは?って判断ができるということです。

実際、約分は可能で、約分をしたら、7/8になるということです。

約分って、素数でチェックしていくことになるので、2、3、5、7、11、13、17とチェックしていくのですが、そんな悠長なことはできないです。

なので、分母と分子の差を計算し、まずは、その約数でチェックする一つのツールとして使えるのです。

これが中学受験をしている人は身体で覚えているので、凄いなと思いますね。

まあ、娘の場合は、2とか3で忘れていたので、こんな11や13や17を抜けたわけではないので、次元が違いますけどね。

言い換えると、分母と分子の差が偶数だったら、2で約分忘れしているってことですけどね。(笑)

約分を忘れただけでも間違い扱いです。

それは、その問題が全く分からなかった人と同じレベルだと判定されるということです。

途中まで解答が出来ていてもゼロ点ですし、完全にできなくてもゼロ点ですから、これらを同じ扱いされるというのは辛いです。

また、約分忘れで合否ラインを下回るのなら、一生悔やむことにもなりかねません。

数学をやっている以上、計算ミスからは避けられないので、約分忘れも計算ミスに含まれるので、仕方ない部分もあります。

けれども、対処法や練習をすることで、少しでもリスクを抑えられるのなら、あと2週間しかなかったとしてもやる価値はあるかなとも思えるのです。

最後までがむしゃらに走り切りたいですね。