なんでも道しるべ

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【2018年12月ひふみアカデミー】トップ10から海外銘柄が姿を消す…でも海外株式比率は変わらない!

例月の「ひふみアカデミー」を見ましたので、紹介および感想を書きたいと思います。

(と言っても、先月はなぜか見逃してしまい、賞味期限が切れているのでパスしました)

最近、ひふみシリーズはかなり調子が悪く、「つみたてNISA」認定ファンドでも騰落率が下位に甘んじています。

ファンドマネージャーの藤野氏も、その辺りはかなり気にしているのかな?と思える発言もありました。

ただ、私は「ひふみ投信」の運用は好きです。

何故なら、毎月このような動画で報告してくれることと、トピックス的な投資ネタが聞けるからです。

基準価額やトータルリターンが下がるのは、当然ショックではありますが、信託報酬分の情報は頂いていると思っています。

■2018年11月騰落率

まずは、2018年11月の騰落率について、ひふみ投信とTOPIXの比較です。

  • ひふみ投信 1.90%
  • TOPIX(配当込) 1.30%

10月は大きく負けていたので、11月は大きく勝つのかなと思っていたのですが、実際は0.6%のアウトパフォームで留まってしまいました。

最近のひふみ投信は、負ける時は大きく負けて、勝つ時は少しだけという雰囲気があるような気がします。

これまでのひふみ投信は、その逆だったので人気があったのですが、これが逆になると人気も陰りが出てくるのは分からなくもありません。

ただ、良い時もあれば悪い時もあるのが市場の相場なので、アクティブファンドも同じかもしれませんね。

■トップ10から海外銘柄が消えるけど・・・

11月末の保有上位10銘柄に変化が出てきました。

これまでは、海外株が上位を占めており、大きく値を崩した10月末でも「マイクロソフト」は9位になっていました。

ただ、11月末では海外株が上位10銘柄に顔を出さなくなりました。

かといって、海外株式の比率を下げたわけではなく、10月末でも10.5%あり、11月末ではさらに上げて10.7%になっています。

これまでは、「アマゾン」、「ビザ」、「マイクロソフト」と言った大型銘柄を2%弱程度に、大量保有していましたが、現状は海外株も分散しているということが分かると思います。

藤野氏も、この海外株の銘柄については、どこかで受益者に公開しようと考えているようで、別途お伝えします的な言い方をしていました。

どんな銘柄で、どこまで分散していて、比率はどの程度なのか。

海外株式が好きな私にとっては、ひふみ投信が何に投資しているのかが気になって仕方ないです。

戦略もあると思いますので、どこまで公開できるのか分かりませんが、保有銘柄公開をしてくれるのを楽しみにしています。

■国内銘柄は内需関連の比率が高い

先ほどの海外銘柄とも関連すると思いますが、国内銘柄については、内需・外需とグロース・バリューの関係から、最近は、「内需・グロース」、「内需・バリュー」といった内需関連の銘柄の保有率が増えているようです。

外需銘柄を徐々に減らしているようで、これが海外銘柄の比率とも関連するのかな?と思っています。

もう一つの可能性としては「為替」も影響しているのかな?と。

円安になると外需関連の銘柄は上昇しますが、ここ最近は、110円代前半で止まっていますからね。

米国の牽制もあり、これ以上は円安に行かないと考えているのでしょうか?

何にしても、海外銘柄との関連はありそうな気がしていますので、保有銘柄の公開が楽しみでなりません。

■自社株買いが増加しているということは・・・

今後の見通しの中で一つ気になったのが、「自社株買いが増加」しているという情報です。

元々、10月・11月は、2ヶ月をトータルすると自社株買いが多いシーズンのようですが、「2018年の2ヶ月間の合計は過去5年間で最も多い」ということです。

これは、企業が儲かっているということと、株価がバリュー水準だということらしいです。

日本株が10月から米国発の大幅調整に巻き込まれて下落していますが、その間に企業はせっせと自社株買いをしているということです。

マイナス金利の効果が出てきているのか、企業の業績は良くなっているということでしょうね。

このまま日本企業が好調を継続して、給与も上がり、インフレになれば良いのですが、先立つものである給与が上がらないです。

経営者からしたら「しっかり払っている!」と言うのかも知れませんが、社会保険料などの控除が増えているせいか手取りが年々下落傾向というデータです。

年収が上がっても、手取りが増えないと消費は増やしようがないので、日本全体で難しい問題になっていると素人の私でも感じます。

■エッジ・コンピューティングって何でしょう?

今月のトピックスは「エッジ・コンピューティング」でした。

なんだそれ?という感じでしたが、端末とクラウドの間に位置する層だということです。

クラウドにデータを保存するのは非常に便利で、スマホでもクラウドにデータがあるから、急に端末が壊れても発狂しないで済んでいるのだと思います。

ただ、このクラウドの利用はとてもエネルギーが必要なようですね。

何でもかんでもクラウドに保管して、関係のない分野が集約されて、入り乱れるのは良くないということで、クラウドまで上げずに途中の層で留めるのが「エッジ・コンピューティング」だということです。

エッジ・コンピューティングの方が分散しているということでした。

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ITの世界は良く分からないので難しいのですが、私の目線では、「クラウド」という言い方は、言葉としても、意味合いにしても、理解しやすいフレーズだったのですが、「エッジ・コンピューティング」の言葉がまず難しいです。

もう少し簡単な言い方は無いのでしょうか?

クラウドよりも下なので、マウンテンとか、アンブレラとか、何かイメージがしやすく、言いやすい短いフレーズにしてほしかったなと思いますね。

まあ、業界には、業界の事情があるのだと思いますので、素人があまりアホな意見を言わない方が良いですよね。(笑)

今月はこのような感じでしたが、12月は、ひふみ投信が大きくアウトパフォームすることを願っています!