娘を見ていると、やはり塾は必要なんだなとつくづく実感します。
日々の勉強って、自分自身で参考書を開いてやるというのはかなり難しいものなのかなと思います。
人間ってそんなに強くないので、誰からも管理されていないと楽な方向に流れてしまうものです。
やるべきことを提示してくれて、やるべきことを管理してくれて、定期的に小テストなどをしてくれるというのがとても良い状況なのかなと思っています。
というのも、最近気になっているのが、映像授業塾に通っていた先輩方や同級生が生授業の塾に移動する人が多いってことなんですよね。
これって、やはり、映像授業だとちょっと気合いが入りにくいというか、成績の伸びが思うように上がらないというか、管理が不十分なのかなと思う所があります。
映像授業って、自分のタイミングで授業が受けられますし、自分のスケジュールを組めるので、その点ではかなりメリットがあるのですが、反面、自分自身でかなりコントロールしないと、ダラダラしてしまう人には向かないのかなと思います。
進学校に合格した人であれば、ダラダラすることは無いと思いますが、それでも、生講義を受けていた時よりも刺激が少ない、モチベーションが上がらないって思う人は多いのかなと推測しています。
モチベーションの維持って結構難しく、例えば、高1や高2の前半ってなかなか受験に向けての強力なモチベを作るのって難しいのだと思います。
受験が近づいてきて、日数も足らなくなってきたと自分で実感してこそ、モチベが高まり、維持できるものだと思っています。
■先生の目線が怖いから
私の場合、娘を見ていて、このモチベ維持の難しさに気づいたのが春休みの時でした。
人間って管理が必要なんだなって実感しましたし、そのためには生講義の塾が必要だと思ったくらいです。
生講義の先生と、映像授業のチューターって、天と地ほど対応が違うと思っています。
自ら教えて、教わっている子の理解度を測りたいと考えている先生と、マニュアルどおりに映像授業の理解を確認するだけのチューターって全然違うと思うんですよね。
実際、受けている娘の姿も全然違いますし、今は、土曜日の塾の向けての大量の宿題、そして、実施される小テストの勉強に奔走しています。
以前の記事でも書きましたが、高校生向けの塾って、週の日数が少なく、1回の授業時間が長く、大量の宿題が常ですので、これをこなすモチベーションには、それなりの授業スタイルが必要なのだと思います。
教えてくれている先生に宿題をきちんと出す、自分が理解していることを示す、そして、小テストで変な点数は取れない、そのようなある意味、覚悟というのはやる気に繋がっていくのだと思っています。
■持つべきものは優秀な友達
高1になって、さっそく数学Ⅰに躓いている娘です。
塾からの宿題で、数問が解けないって悩んでいました。
もう私には分からない領域なので、親の私に質問してくることは無くなりましたが、自分では解けないので、学校の友達に聞くってことにしているみたいです。
こんな時、進学校で自分よりも成績の良い友達って頼もしい存在ですよね。
今はまだ入試の戦績でしか判断できませんが、その友達は数学専門塾に通っているみたいなので、数学はその子に聞けば分かるって思っているみたいです。
数学が得意な子って羨ましいです。
受験はやはり数学勝負なところがあるので、数学が得意だと、必然的に理科も得意になるので、理数系が得意になれます。
加えて、英語もそこそこできれば、国語は差が付きにくい教科なので、数学が得意だと理系はかなり有利になりますよね。
逆に数学が不得意だと理系はかなり大変なのだと思います。
娘の場合は数学が不得意なので、口が裂けても理系に行きたいなんて言わないですが、文系でも最近は数学が必要ですし、さらに文系入試で数学が得意だと、周りは数学が不得意な分、相対的に有利になるので、数学は得意とまでは行かなくても、文系受験者の中では出来るようになっていた方が良いってことです。
それは本人も分かっているので、数学は不得意ながらも得意になりたいって必死に勉強しているって感じですね。
まだ4月の半ばです。
ようやく本格的な授業がスタートして、これからは学校の復習・予習も必要になってくるでしょう。
加えて、塾の宿題・小テスト勉強が入ってくるわけですから、平日に塾が無くても、忙しいのは間違いないと思います。
1月の共通テスト同日模試に向けて、まずは数英の基礎を固めることが今やるべきことですね。