なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【新NISA投資デビューの人に告ぐ】大きな調整や弱気相場はどのくらいの頻度で起きるのか?

2024年まであと4日。

ということは、新NISA開始までもあと4日ということです。

実際には、受渡日が2024年であって、さらに、1月4日が初日なので、ファンドの積立設定の場合はもう始まっている商品もあるかもしれませんね。

新NISAから投資を始めようと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

今の日本は円安になっているのと、インフレが起きているので、普通に生活しているだけでは、円の価値が下がって、物価が上がって、生活が苦しくなっていきます。

知らず知らずのうちに、ボディーブローのようにインフレと円安の影響はきますから、要注意ですよね。

新NISAの神改正によって、これまで投資を全くやったことない人、そもそも関心すらない人にも浸透するようになってきました。

投資は余裕資金でとアドバイスをする人が多いですが、私はそうは思っていないです。

それは、余裕資金なんてあるの?って思っているからです。

たとえ10万円でも、1万円でも、失っても良い資金なんて無いはずです。

無くなっても良いと考えて投資するよりも、しっかりと投資の事を勉強すべきだと思うのですが、投資をやったことない人は、勉強しないと始めたらダメというと、投資から離れてしまうんですよね。

だから、余裕資金でという話になるのだと思います。

では、なぜ余裕資金でという話になるのか、ということですが、それは、投資というのは元本保証ではないので、マイナスになる可能性があるからです。

マイナスと言っても売却指示をして損を確定しない限り、マイナスの表示はあくまで時価なのですが、それでもマイナスというのは気分の良いものではないです。

当たり前ですよね、だって、失っても良い余裕資金では無いんですからね。

だから、私はこれから投資を始める初心者には是非知って欲しいことがあります。

それは、マイナスになる確率の話、というか、過去のデータです。

未来は分からないので予測はしようがないですが、過去データは整理すると心に留めることができます。

それが投資をやっていく上で、自分の心の支えになります。

誰しも大切なお金は失いたくないので、投資ではなく元本保証の貯金を選ぶ人が多い訳ですが、やはり、インフレと円安のことを考えると、今後は投資をしないと生活がやっていけません。

自分の生活を守るためにも、過去のデータをしっかりと受け止めて、投資をやり始めてほしいと思います。

■何があっても握りしめること

投資を始めると、必ず、値動きを確認していまいます。

これも投資をアドバイスする人は、「投資をやっていることを忘れた方が良い」ということを言います。

私はこのアドバイスには反対で、見たければ見た方が良いと思うんですよね。

見ないから、ニュースで暴落という単語を聞いた時に、ビビってしまい、実際に残高を見てマイナスになっていると、怖くなって損を確定してしまうんです。

それよりも、日々の値動きをきちんと確認して、リスク許容度を上げていった方が投資をする生活に適合できてきます。

そのためにも、値動きはチェックする方が良いと私は思っています。

今は便利なスマホのアプリも充実していますからね、残高はほんの数秒で確認できるようになりましたから、値動きを見ない方が良いと言う方がナンセンスなんですよね。

毎日値動きをしていると、上がっている時もあれば、下がっている時もあります。

人間は下がっている時の方が印象は強く残るみたいなので、増えている高揚感よりも、減っている悲壮感の方が強く感じます。

けれども、必ず下がる時は来るので、その確率を知っておいた方が心の準備はできますよね。

■マイナスになる頻度は思ったより多い

最近の投資は日本株よりも米国株の方が人気は高いです。

米国株の過去のデータを整理してくれた人のまとめを見ました。

そのデータからすると、米国株の日々の値動きの下落は下記のようになってるそうです。

  • 前日から3%下落する日は毎年7日
  • 前日から5%下落する日は毎年3日
  • 前日から10%下落する日は毎年1日
  • 短期間で15%下落するのは1年半に1回
  • 20%下落するような弱気相場は3年に1回

1%のマイナスでも気になる人はいますが、1%や2%のマイナスは日常茶飯事です。

逆に1%や2%の上昇も頻繁に起きるので、投資をやっているとこれくらいの日々の値動きは良く起きます。

特に、米国株に関しては、株価だけでなく、為替も関係しているので、株安と円高が一緒に起きると、値下がりはかなり大きくなるのですが、これも合わせて1%は普通に起きますし、2%も頻繁に起きます。

為替と合わせて3%マイナスというのはちょっと大きいですが、それでも1年持っていると起きる時は結構ありますね。

上記のまとめのように、3%下落となるとヘッドラインニュースになるくらいですが、それでも年に7日は起きるというデータです。

5%とか7%下落となると、かなりメンタルがやられますが、それでも1年持っていると1日から3日は起きているので、4ヵ月持っていると発生することになりますね。

2022年は年間で20%以上下落しましたが、そのような弱気相場は3年持っていると1回は起きるので、それでメンタルをやられていたら長期投資はできません。

下落と暴騰はセットで起きるというのも、別のデータであります。

下落してもすぐ後に暴騰があるケースが非常に多いので、何があっても握りしめておくという意識がとても大切ですね。