米国株の復活が早かったです。
4月の調整局面ではいつもより少し深めの押し目だったので、今回のエヌビディア調整も少し深めになるかなと思っていたのですが、前日のマイナス分がほぼ全戻しという感じになりました。
NASDAQ100のローソク足を見ていると、完全な包み足まではいきませんでしたが、昨日の大きな陰線をかなり抱え込んだ感じになりました。
引けの直前で包み足まで行くかな?と思ったのですが、意外とヤレヤレ売りが多かったようで、売り圧力も強かった印象があります。
ここからが本当の復活になるのか、ダマシ上げになるのか、それは結局、エヌビディアにかかっていますかね。
高値から13%程度の下落をしたエヌビディアですが、昨日で6%ほど戻しました。
このまま1日、2日で戻るのか、それとも、ヨコヨコか、下落か、この辺りで、相場の雰囲気が決まりそうな気がします。
そんなことを言っていると、今日と明日を通過させれば、金曜日は大注目のPCEデフレーターの発表が待っています。
おそらく、PCE待ちになりそうな気がしますので、ここから最高値を狙うのはPCE結果次第って感じがしますね。
期待半分、恐怖半分で待ちましょう。
■金曜日のPCEデフレーター待ち
毎日更新している投信の収益ですが、昨日の夜は当然マイナスです。
マイナスが2%近くになりましたが、含み益バリアのおかげで、あまりダメージが来ていません。
というか、そもそも、先物の時点で続落って感じではなかったので、更新される21:30時点ではそんなに気分は悪くなかったですね。
今日は上がりそうなので一安心ですが、それでもリスク資産の収益はまだ最高値からはマイナスなので、今週が我慢の週になりそうな気がします。
全てはPCEデフレーター次第って感じもします。
ところで、投資信託のポジションの整理をそろそろしようかと思っています。
バラバラと細かい商品も買っているのですが、一度、整理の意味を込めて、特定口座で買っている小さい投資群の一旦現金化を考えています。
といっても、投信の売り方って難しいですね。
明日の相場なんて誰にも分からないですし、もちろん、上がって売りたいって欲望があるので、なかなか注文が出せません。
最高値が狙えるか?って頃合いをめがけて売りを入れようかと思いますが、難しいです。
相場の格言で、「頭としっぽはくれてやれ」というのがあるので、ちょっとくらい下がったところで売却になっても良いんですけどね。
それでも、相場の雰囲気が良い時に売却したいものです。
先週の最高値の時に整理しておけば良かったと後悔しています。
■エヌビディアへの投資が慎重になった?
米国市場は、結局はエヌビディア次第ってことになっていますよね。
ここから、エヌビディアが利確勢を消化すれば、もう一度上昇局面を探るって展開になりそうですが、それでも材料が無ければ上がらないと思っています。
今回の急落っぽい調整から、買うのに躊躇する人が増えたはずです。
それはバブルにならないためには必要なことだと思うので良いのですが、けれども、大型銘柄ですから、指数や相場を引っ張ってもらわないといけません。
それがエヌビディアに託されている責務になっている気がします。
エヌビディアの下落と同時にAIブームも終わり、そして、相場は政策頼みになってしまいますからね。
業績相場を継続するためには、エヌビディアを筆頭としたビックテック銘柄にかかっているということです。
私の投資方針としては、ここから積極的に行くのではなく、新NISAの積立は継続しながら、次の入るタイミングを図っています。
そのためには種銭がいるので、一旦整理をしようかと思ったわけですね。