高校受験に関して、昨日までに連載していた10個の記事で、公立トップ校に合格するための意識について書いてきました。
極意というとおこがましいですが、そのくらい実態に近い話を紹介しています。
このような話って、学校の先生や塾の先生からは聞けないんです。
なぜなら、ポジショントークだから。
塾の先生が学校を休んでよいとは言えませんし、学校の先生が内職推奨なんてするわけがないのです。
だから、このような話は実際に受験で上手くいった人の方法を参考にするしかありません。
最近はネットやSNS、YouTubeなどでそのような話を聞くことができるようになってきました。
私も自ら考案した方法なんて少なく、あくまで受験で成功した人の方法を参考にしたり、そこから娘用にアレンジしたりしています。
今回の高校受験の10個の極意では書いていませんが、定期テストでオール5を取る方法なんて、まさしく娘が中1の最初にネットで紹介されていた方法をそのまま実行したのです。
だからこそ、情報は上手に得る必要があります。
ポジショントークとなる人の意見を参考にしていても、その人たちを儲けさせるだけで、実態が伴っていない事例なんて山ほどあります。
私の方法も、もちろんどの子にも当てはまるわけではないので、その子の性格や生活環境によって修正して欲しいのですが、基本的に私は誰の広告塔でもないので変な忖度は全く入っていないです。
だからこそ、志望校や偏差値の高い公立トップ校に合格するための最適な方法を示しています。
■塾の先生が1人の生徒に2時間も費やせない
受験って、お金をかけたからといって成績が上がるとも限りませんし、逆に成績を上げたいならある程度はお金をかけないといけないところもあります。
実際、我が家の場合、塾に通わせながら、オンライン家庭教師を探し、週末にはオンライン英会話をやっていました。
コロナ禍によってオンライン化が一気に進んだ感がありますが、このオンライン化によって受験を乗り越えることが出来たと言っても過言ではないと思っています。
費用面はもちろんのこと、時間面でもかなり助かっていました。
このブログの問い合わせでも、これまで複数人にオンライン家庭教師の紹介をしてほしいと連絡を受けました。
その時は、そのサイトを教えまして、私からの紹介ではなく、自ら問い合わせをして下さいと伝えています。
その方が、お互いに後からギクシャクしないで良いと思っているからです。
今回の受験で感じたのは、本当に成績が伸びるのは家庭教師だということです。
もちろん初学から家庭教師についてもらっても、勉強がカリキュラムどおりにスムーズに進みませんが、塾や学校でカリキュラムをこなしていれば、分からない問題などの開設は家庭教師が一番良いです。
分からないことは塾の先生に聞けばよいという考えの人もいると思いますが、塾の先生が1人の生徒に2時間も時間を費やしてくれることなんてありません。
それに、塾の授業で分からなかったら躓いているので、他の先生に聞いた方が解決策は出てくるものです。
■頭の良い先輩はどうやって解いているのか
また、家庭教師は同じような年齢層や大学生が良いっていうのも実感しました。
娘が特に良いと言っていたのが、分からない問題を実際に解いてみせてくれるってことでした。
普通、分からない問題を聞きに行く場合、数学のある問題であれば、分からない箇所を質問することになると思うのですが、それをやっても半分は解決しても、半分は解決しないのです。
というのは、自分の今の能力でその問題が解けなかったわけで、その問題の解き方を理解するのも大事ですが、なぜその問題を解けないのかというのを客観的にみることが必要です。
逆にいうと、頭の良い先輩はどのように思考して、どのように解き始めるのか、それを知ることが大切なのです。
数学ってヒラメキがないと解けないのですが、そのヒラメキは同じような問題を解いていればだんだんと分かってくるものです。
それと同時に、どのような思考でそのヒラメキに到達するのかというのを知るのも大切なのです。
まあだから、自分の子どもよりも頭のよい(偏差値の高い)学生に教えてもらわないといけないですけどね。
今日の記事、書き始めたら、なぜかオンライン家庭教師の話になってしまいました。
本当は、高校受験を終えた娘の現状について書きたかったのですが。
それは次回の記事にします。
あれだけ勉強していた娘が、合格と同時にこんなに勉強しなくなるものなのか、って子育てって難しいなって実感じています。
そのような話を次回に書いていきます。