ひとまず娘の中学2年も修了して、春休みに突入しました。
中学生の学習面でもっとも大切なのが評定であり、通知表です。
中学1年の時が、保健体育が4で、それ以外の教科が5だったので、評定44でした。
今年度、中学2年は何としても評定45は欲しいところでした。
その為には、主要5教科はもちろんのこと、副教科の4教科もしっかりと取り組まなければなりません。
定期テストの点数だけで決まらないのが評定の難しいところですが、逆にいうと、テストの点数が少し低くても、提出物やノート、授業態度、実技などで挽回できるのも評定の良い点だったりもします。
今の時代は絶対評価なので、評定5を取るのが、それほど困難ではなくなりました。
自分自身がしっかりと頑張っていれば、他人の成績に関係なく、評定5をもらえるチャンスがありますからね。
■中学2年の最終結果
とりあえず、最初に評定の結果を発表しておこうと思います。
結果は、オール5の評定45でした。
なので、教科別の評定一覧は、今回は出しません。
親としてはひとまず一安心でした。
中学2年の目標が評定45でしたので、ここでオール5の評定45に上げるか、一つの教科でも4になってしまって評定44になるのかは大きな違いです。
保健体育以外の教科でしっかりと維持ができ、保健体育の評定を5に上げることができたのは大きな結果となりました。
でも、実はこのオール5、単純に頑張っただけではどうしようもできません。
戦略と戦術、それが必要なのです。
子ども自身は、目の前の定期テストや提出物を一生懸命頑張るだけですが、親は単純に考えてはいけません。
親の戦術があってこその、子どもの成果ということも大いにあり得るのです。
今回とった戦術についても説明したいと思います。
■定期テストで90点以上を取る
まず、根本的に頑張らなくてはいけないのが、定期テストです。
当たり前ですが、定期テストの点数が低ければ、評定が上がってきません。
単純にいうと、定期テストで75～90点であれば評定は4、90点以上であれば評定は5を狙えると考えてもらえれば十分です。
なので、評定5が欲しいのであれば、定期テストで90点以上を取りに行く必要があります。
もちろん、80点台に落ちたとしても、評定5をもらえる可能性は十分にあります。
提出物や授業態度というのが、そのようなところです。
けれども、定期テストで90点以上取ることが最も正確で近道です。
日頃に頑張り過ぎたくないとか、先生への印象をずっと気にするのがしんどいってことはあると思うので、定期テストで90点以上をしっかりと取るべきなのです。
けれども、それだけでは評定5にならないのが難しいところです。
■実技を含めた日頃の取り組みも大切
評定5を取るために必要なことは、定期テスト、提出物、授業態度の総合でありますが、まずは定期テストでしっかりと90点以上を取ることです。
副教科に関しては、テストの点数だけでは評定5はもらえないので、実技はしっかりと取り組む必要があります。
もちろん技能が優れている方が良い評価になるのは間違いないですが、運動もできて、絵も上手で、歌声も奇麗で、工作・裁縫・料理がうまい人なんて、そうそういません。
なので、実技に関しては、自分のベースをしっかりと把握して、授業の間に能力を上げることができたかどうかが重要になってきます。
したがって、毎回の授業がテストのようなもので、自分が不得意な教科ほどアピールが必要になると思います。
加えて、実は親の言動がとても重要だったりするのです。
この部分は実はキーポイントで、私がとった手法についてお伝えしようかと。
■親の私が取った戦術
中学1年の時は保健体育の成績が評定4でした。
一教科くらい仕方ないと思える半面、オール5にしてあげたいという考えもありましたし、本人もオール5を取りたいと言っていました。
そこで、私が取った行動は、三者面談で先生に娘の運動神経や昔からの運動経歴について、話をしたのです。
幸い、担任の先生が、保健体育の教科担当だったのも良かったのですが、おそらく、娘が勉強を頑張って取り組んでいるので、ガリ勉イコール運動音痴という印象が悪いと思っていました。
娘はもともと運動が苦手な方ではなく、むしろ好きな方ですし、得意と思っていると感じています。
実際、体育会のリレー選手にも選ばれるほど走りは速いので、私がみても運動音痴ではないと思っています。
けれども、勉強に集中したいので部活動には参加していません。
なので、学校の先生としたら他にも評定5をあげたいと思っている人が多いのでしょうね。
それをなんとなく感じていましたから、三者面談でその辺りの話を丁寧にしておきました。
先生も聞いた以上は何らかのアクションを示さないといけませんから、運動系で問題がない以上は評定5を与えないといけない状況になったのでしょう。
もちろん、定期テストはしっかりと90点以上はとっていますけど。
オール5というのはそんなに簡単にもらえるものではありません。
けれども、しっかりと戦略と戦術を立てれば、到達できないものでもないと思います。
評定45は、高校入試としては非常に大きなアドバンテージになります。
