なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

【長期保有のコツ】結局、自分が好きなファンドや指数なら持ち続けることができる

積立投資って続かない人が多いということですが、私自身も投資を継続していないファンドが山ほどあるので、とてもその気持ちは分かります。

私自身、興味がある時はとても熱心になるのですが、興味が無くなると全く期待が出てこない性格です。

それは、投資でも同じようなことが起きていると感じられ、ある商品(ファンド)を買うときはかなりの期待を持って買うのですが(そうでないと買う気が起きないので、それが普通ですが)、一度、どこかで自分の期待と違う結果になると、一気に冷めてしまいます。

典型的なものは、テーマ株ファンドやアクティブファンドでした。

本日は、長期に持ち続けられない理由について考えてみようと思います。

■自分の性格にあっているファンドを探す

私が短期間で手放してしまうファンドは、テーマ株ファンドやアクティブファンドですが、これらのファンドには共通点があり、あまりにも特化しているという部分と、選定基準が狭く幅広い銘柄から選択されない、そして選定基準が自分で理解できていない、ということです。

テーマ株って、そのテーマに合致した銘柄でないと候補に入ってきませんし、ポートフォリオも明確な計算基準があれば良いのですが、結構、AIという耳あたりの良いフレーズを使って、比率の算出方法が明確でないか、自分自身が理解しにくい方法になっています。

アクティブファンドなんて最たるもので、ほぼお任せ的なものなので、何を組み入れて、何を何%持つのかというのは、ファンドマネージャーに一任している部分が強いです。

そうなると、テーマ株ファンドも、アクティブファンドも、それらのものを強く信頼しなければ、継続が難しくなります。

これらに投資するということは、いわゆる王道なインデックスファンドよりアウトパフォームしてくれることに期待がある分、期待どおりの結果が出ていないと、かなり残念な想いになります。

インデックス指数だと、市場のニュースなどで調整している理由などが理解しやすいですし、世の中の大半の人が、現状で我慢していると思うと、自然と自分も我慢できるようになるものです。

やはり、自分の保有しているファンドには強い信念が無いと、暴落や大きな調整局面では狼狽しやすくなります。

逆に、信頼度が高いと、ちょっとした調整でも、大きな調整でも、何とも思いませんし、いつかは戻ってくるだろうという想いが強くなってきます。

結局、今は、S&P500が自分にとっては一番心地よいです。

中には、オルカン(全世界株式)の方が心地よい人もいるかもしれません。

それって、ちょっとした信念や考えの違いだけなので、どちらが良い、悪い、というのは決してありません。

信じられるもの、信頼できるもの、の方がどのような市場状態でもバイアンドホールドができて、積立継続ができるものです。

■他人のお勧めファンドが自分とも相性が良いかは分からない

インデックス投資をやっていると、いかに市場に滞在するかでリターンが変わってきます。

ちょっとしたことで、いちいち狼狽していたら、積立を継続することはできません。

有名なフレーズ「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせる」というのを得るには、何があっても市場に居続けることが大切です。

投資を始める前って、誰しも、金持ちになる夢を持ちますし、自分は何があっても市場から逃げないぞという強い想いで始めるものですが、それが何年も何十年も続く人は稀です。

私自身、インデックス投資としっかりと始めたのはつい数年前ですが、それまでは、テーマ株やアクティブファンドに特化していたので、すぐに手放していました。

期待が大きい分、旬が過ぎて調整すると、インデックス指数よりも負けることが多いので、嫌になってくるからです。

インデックス指数だと我慢できるのに、テーマ株ファンドやアクティブファンドだと我慢できないのは何が違うのかなと思っていましたが、おそらく、このような気持ちの違いなんだろうなと思います。

なので、もし、新NISAから投資を始めようと意気込んでいる人は、是非とも、自分の好きなファンドを買って欲しいです。

結局、好きなファンドが一番長く持ち続けることができます。

誰かに勧められたファンドなんて、結局はその人が心地よく持てているだけで、自分が持てるかどうかは別問題ですからね。

新NISAが始まることで、YouTube界隈では、S&P500とか、オルカンとか、高配当株ファンドとか、NASDAQ100とか、FANG+とか、何を持てば良いのか的な話が広がっています。

また、自分では決められない人たちが、これらの動画に集まって、コメントで質問攻めをしている印象です。

結局のところ、どの商品を選ぶかよりも、どれだけ長く市場に居れるかの方が重要なので、自分の好きなファンドを買った方が良いと思います。

他人のお勧めのファンドって、結局はその人と相性が良かったファンドなだけで、自分と合うかどうかは別問題ですからね。

最も早いのは、今から1ヵ月でも良いから、旧NISA枠を使って、買ってみることです。

1ヶ月すらソワソワするなら、そのようなファンドを数年も数十年も保有し続けるなんて無理ですからね。