学校から夏休み前にもらったプリントをみて驚きました。
何を驚いたのかというと、「通知表には5段階の評定が出て、評定が内申点に代わり、高校受験では点数として換算される」というのを知らない子が多いということのようです。
内容をみて愕然としましたが、知らない子も問題ですが、何よりも問題なのが、そのようなルールを知らない親と、知っていても教えない親がいることだと思います。
情報を知らないということは、知識がないのと同列であると最近では言われています。
評定と内申点の情報は、ネットで調べれば数分で分かる情報であり、それを子どもに伝えても何十分もかかるものでもありません。
それを調べないということは、戦う前から負けを認める的な状況。
そもそも戦う気すらないのかもしれませんが。
そのような親に育てられた子どもが不幸だと思います。
情報すらまともに与えてもらえず、子どもの成績にも無関心。
そんな親は、子どもが働きだすと、無性に権利だの、やりがいだのと言いだすうえに、低賃金や過酷労働に文句を言いだします。
やるべきことをしっかりやっていない人は、あとから損をしても仕方ありません。
あとからグチグチというくらいなら、しっかりと調べるべきです。
先生も大変だなと正直思いました。
子どもに教えるような文面を、親宛のメッセージとして書面で配布するのですから。
そのような親に限って、学校から情報を出さない先生が悪いというのでしょうね。
学校なんだから勉強や評価などの情報は公平に出すべきだと。
情報化社会も便利なようで、差を生み出してしまいます。困った社会になったものです。
■休日の過ごし方
本日は、ネット記事から情報を切り取ってきていますが、今日のテーマは、休日は誰と過ごす?何して過ごす?ということです。
小学校から中学校に上がると、様々な点で変化が起きます。
先ほどの評定は大きな変化ですが、それ以外にも勉強面が小学校よりも難しくなり、英語が本格的にスタートして、さらに部活動に入っているとそちらにも注力することになります。
そんな中、休日の過ごし方のアンケート結果が出ていました。
■友達と過ごすことが減った?
アンケートは、休日に誰と過ごしますか?と、何をして過ごしますか?の2点です。
まず、誰と過ごすかについて、小学生では「家族ですごす」が49%で、「ひとりですごす」が35%らしいです。
中学生では「ひとりですごす」が59%で最も多く、次が「家族ですごす」が28%だったようです。
「友だちとすごす」と回答したのは小学生・中学生とも2割にいかなかったそうです。
友達と休日を過ごすという感覚は薄れてきているのではないかと思います。
これは印象の問題なので、実際にどちらが多いのかという問題ではないと思います。
私の場合も、子どもの頃は家で一人でいることの方が多かったと思いますが、友達と遊んでいる印象が強いので、このようなアンケートを受けると、おそらく、「友達とすごす」と答えそうな気がします。
家族や一人でと答えた人が多かったということは、実際にも印象的に、そうだったということでしょう。
とはいえ、中学になると一人で過ごす人は増えているようですね。
思春期になり、家族と一緒の空間にいるというのは苦痛な子も多いのかもしれません。
やはり親と子どもでは興味・関心の範囲が違うのでしょうね。
■一人で過ごすときは勉強する?
次に何をして過ごすか?という結果です。
ひとりで過ごすと答えた人への質問の結果のようです。
小学生は「ゲームをする」が59%で第1位、次に「ごろごろする」「読書」がそれぞれ55%で同率2位、「勉強する」が51%で第3位だったそうです。
中学生は、「勉強する」が66%で第1位、「スマホを見る」が64%で第2位、「ごろごろする」が60%で第3位となったようです。
小学生と中学生では全く過ごし方が違いますね。
とはいえ、驚きなのが、勉強するという割合が多いということです。
小学生でも中学生でも一人で過ごしている人は勉強しているのが多いみたいです。
やはり、勉強は一人でするものなのでしょうし、親が関わってくると勉強しない子の方が多いのかもしれません。
まあ、小学生と中学生の大きな違いは、小学生はゲーム、中学生はスマホです。
これは与えられている端末の違いだと思いますが、一人で過ごす子は、ゲームやスマホでリフレッシュするか、しっかり勉強するか、というように、メリハリをつけた過ごし方ができているように思えます。
また、中学生になると勉強する子が一気に増えるということです。
当たり前といえば当たり前ですが、それができないという子も多いのも事実のようです。
中学生になると心を入れ替えて、勉強に時間を使い、リフレッシュはスマホというのが、最近の子の正しい時間の使い方なのかもしれません。
情報を得るというのは非常に大切です。
周りの子と自分の違いをきちんと認識し、自分の置かれている立場を把握することで、自分が今何をするべきかが分かりますから。