なんでも道しるべ

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「セゾン資産形成の達人ファンド」が"日経WOMAN投信2018大賞”に輝く!

f:id:anyguidepost:20180225114936j:plain『セゾン資産形成の達人ファンド』が投信大賞に選ばれました!!

何の大賞かというと、「日経WOMAN投信大賞2018」とのことです。18年3月号に掲載されているようです。

■選出された6つのファンド

日経WOMANでは、働く女性の資産形成に適した投信を6本選出して、そのなかで大賞を選出したそうです。

その6本の投信とは、下記の6つです。

  • セゾン資産形成の達人ファンド(1.35±0.2%)
  • 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(0.27%)
  • eMAXIS全世界株式インデックス(0.648%)
  • eMAXISバランス(8資産均等型)(0.54%)
  • ダイワ・ライフ・バランス50(0.216%)
  • DCニッセイワールドセレクトファンド(0.216%)

なかなか、様々な種類のファンドを選んでいる印象です。

インデックスファンドだけに留まらず、アクティブファンドも入れています。

株式100%だけではなく、債券とのバランスファンドや、8資産均等型でリートも含まれているファンドも選出しています。

■日本以外の全世界株式投資のインデックスファンド

セゾン資産形成の達人ファンドの前に、他の5つを私の個人的意見を含めて、簡単に紹介しておきます。

「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」は、日本を除く全世界に投資ができます。

先進国・新興国も含めて幅広く分散投資が可能です。

インデックスファンドですが、全世界となると、信託報酬が高くなりがちですが、このファンドは0.27%と非常に低コストなので、おすすめです。

私の感覚では、日本も含めた全世界であれば、楽天・バンガードが出している商品が良いと考えますが、日本にインデックスはちょっと…と思っているので、日本をアクティブに、世界はインデックスにと同じように考える人には良い商品かもしれない。

■eMAXISのファンド2つも選出されているが…

「eMAXIS全世界株式インデックス」と「eMAXISバランス(8資産均等型)」ですが、これらの商品が選別されている理由が良く分かりません。

全世界やリートを含めた複数資産の均等投資ではありますが、インデックスの割には信託報酬が高すぎます。

これなら、別のインデックスファンドの方が良いです。

そもそも、eMAXISよりもeMAXIS Slimの方が、信託報酬が安いので、こちらの商品群にするべきだと思います。

■債券が含まれているファンドはディフェンシブに

「ダイワ・ライフ・バランス50」と「DCニッセイワールドセレクトファンド」は、債券を含めたバランスファンドなので、株式100%は不安という人には良いと思います。

ただ、これは私の個人的な考えですが、資産形成の時に債券を含めて安定投資をするのは、リターンが低く抑えられすぎるので投資の醍醐味が半減します。

株式調整の時には債券があることで、リバランスによりリターン補完ができますが、それなら市場を分散する意味で、8資産均等型の方が良いと思っています。

■セゾン資産形成の達人ファンドは女性の割合が高い

まあ、これらの選別された商品群の中では、「セゾン資産形成の達人ファンド」が大賞を取るのは理解できます。

セゾン資産形成の達人ファンドの唯一の弱点は、ファンド・オブ・ファンズであることで、信託報酬が他に比べて高いことです。

その他のファンドはインデックスですが、セゾン資産形成の達人ファンドのみがアクティブとなります。

インデックスとアクティブをごちゃまぜにした選択肢の中で大賞を選ぶのは少し無理をしているような気がしますが、セゾン資産形成の達人ファンドは女性比率が約38%含まれていると報告されています。

したがって、女性に人気のファンドであることから、セゾン資産形成の達人ファンドが大賞になったのではないかと思います。

でも、私がもし、この6つの商品のなかで、投資をしたことない人にお勧めを聞かれた場合は、「セゾン資産形成の達人ファンド」は推さないですね。

おそらく、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」を勧めると思います。

なぜなら、信託報酬が安いからです。やはり信託報酬が安いのはリスクが低くなるので、お勧めしやすいです。

自分自身は「セゾン資産形成の達人ファンド」を積立しているので、全く説得力が無いような気がしますが。(笑)

アクティブファンドに目覚めるのは自分で考えて選ぶしかないです。誰かにお勧めされて選ぶものではないと思います。

なぜなら、毎年1%超の信託報酬を取られるわけです。

それは市場が右肩上がりの絶好調であっても、調整時期の絶不調であっても、信託報酬はしっかり取られます。

その報酬を渡しても納得できるアクティブファンドを自分で見つける必要があると思います。

信託報酬がもったいないと思う人は、インデックスファンドを選ぶべきですし、もっと言うと、自分で選定して個別銘柄を持った方がコストが安いわけです。

その反面、個別銘柄は選択リスクが大きく乗っかってきますし、インデックスの場合はアウトパフォームは当然狙えません。

リスクとリターンは相反するので、それを選択するのは自分だということです。

「セゾン資産形成の達人ファンド」を選択している女性が多いことには、前から驚いています。

セゾン投信の会社そのものが顧客本位を出していることから分かりやすいというのも一因だと思いますが、国際分散投資でしっかりとリターンを上げていることも選択の要因かと思います。

「セゾン資産形成の達人ファンド」は9本のファンドを組み入れ、世界27ヶ国、約430銘柄に分散投資していると紹介されています。

これらの世界分散投資で、投資先が厳選されていることが、私がとてもよいファンドだと思っている大きな理由です。

信託報酬が高いのは間違いないですが、それ以上のパフォーマンスとリスク分散が期待できると信じています。