今は学校の2学期の期末テスト前に入っています。
期末テストは、教科数だけでも9教科になるので、気分的に荷が重くなりますし、焦りも出てきます。
けれども、定期テストでは何をやるかをきっちり決めていれば、焦ることはなく、毎日コツコツを取り組んでいくだけです。
あと必要なことは、スケジュールや進捗を確認しながら、遅れていたりしたときには、少し調整をしなければなりません。
具体的には塾を休むことも一つの方法です。
通塾では、通常カリキュラムに日程が決まっていると、人間の心理としてはきちんとこなしたいと思うものです。
勉強ができる優等生ほど、その傾向が強いかもしれません。
その場合、もしテスト勉強が思うように進んでいなければ、1日・2日くらいは休んでも良いと考えています。
なぜなら、風邪だったら問答無用に休むからです。
それにコロナ禍で学校が休校になっていた時などは、塾側から問答無用に自粛するように言われました。
なので、塾の授業なんて1日休んだからといって大きな問題になんてなりません。
最近は、休んだ人用にWebフォローの動画配信などもしてくれていますから、それを活用すれば良いだけです。
家で授業を聞いて、宿題をやって、分からなければ先生に質問をする、それでたいていはカバーできてしまいます。
要領よくテスト勉強することが大切です。
■副教科の勉強タイミング
期末テストで、あるあるの焦る話が、実は副教科の勉強に関してです。
娘は副教科の勉強をしていないと、不安になってくるみたいで、副教科も勉強しないといけないと感じるようで、焦りがでてくるみたいです。
たまに、「副教科をやる日を作ろうかな」と言ってきます。
けれども、私からのアドバイスは、「まずは5教科などのワーク類を全て終わらせてから、副教科をやった方が良い」と言うようにしています。
その理由が、副教科の勉強って、基本は、教科書やノート、配布プリントを見て、覚えてをする作業なので、時間ばかり経過して、エンドレスになるからです。
副教科も、塾で購入するワークや、市販の教科書ワークも持っていますが、それだけでは全く高得点は取れません。
副教科は担当の先生の思想がかなり強くテストに出てくるので、一般的なワークでは歯が立たないのです。
したがって、授業で実際に習った内容を覚える必要性が必ずあります。
けれども、これを先に手を出してしまうと、勉強が進むというよりも停滞する可能性の方が高く、逆に5教科のワーク類が進まなくなって、直前にもっと焦ることになると思うのです。
なので、まずは、副教科のことを考えずにワーク類を終えてしまうことが重要になります。
早く副教科にも手を出したいのであれば、それこそ、5教科のワークを早く終わらせるしかありません。
■副教科で焦らないこと
期末テストの勉強スケジュールで窮地に陥ってしまうのが、副教科の取扱いです。
副教科も最近は、実技だけの評価ではなく、ペーパーテストの内容も重視されますので、評定5を確実に取りたければ、90点近い点数を取る必要があります。
中間テストがない分、範囲が広いので、余計に焦ってくるのだと思います。
副教科への焦りを抑えて、まずは通常のワーク類を終わらせることに専念することです。
ところで、副教科をこのように勉強することを意識している人は良いのですが、意外と副教科を全く勉強しないで、テストに臨んでいる人も大勢いるみたいです。
5教科の範囲の勉強が終わらないので、結局、副教科まで手が回らないというのが言い分かもしれません。
副教科もペーパーの点数が必要になっていますから、そこはしっかりと対策することが必要なので、スケジュール管理はきちんとやるべきです。
そのためにも、親が子どもの勉強内容を知っておくことは重要です。
いつ、何をやって、どのようなスケジュールで進めていて、今の進捗はどうなっているか、これを管理していないと、子どもが先を考えずに闇雲に勉強している可能性は十分に考えられます。
■親の関わり方が重要となる
中学生になると、反抗期にもなりますから、親に勉強管理をしてもらうのを嫌がる子どもが増えてきます。
こればかりは親子関係が重要になるのですが、子どもが親に信頼を持っていると、困った時の相談は必ずしてくれます。
それと、逆に親からの声掛けも重要なのかもしれません。
細かい部分ばかりを突くと子どもは反発しますしから、大雑把に管理してあげることが大切です。
また、ネガティブ発言をすると、子どもはそれでなくてもテスト前はストレスが溜まっているのですから、喧嘩の原因になりかねません。
それよりも、順調に進んでいることを褒めたり、予定より遅くなっていると改善策を提案してあげたり、大雑把に今日はどこまで進んだのかを聞いてあげたり、分からない問題や悩んでいる部分が無いかを聞いてあげたり、些細な部分で精神的に支えてあげるのが良いかもしれません。
その中で、暴動に書いたように、塾を休む提案をしてあげることが、子どもにとっては負担が減ることになるので、気が落ち着く可能性がかなり高いです。
期末テストは9教科もあって、大きな山場になるので、家での過ごし方や親との関係性は重要になってくると考えています。