娘(中1)の英検準1級の結果が返ってきました。
私はメールで速報結果は知っていたのですが、郵送で来たので娘が開封していました。
これまでは準1級は難しすぎると弱気だったのですが、今回はちょっと合格を狙っていたようです。
確かに中1で準1級は大変です。
簡単に合格はさせてもらえません。
それでも、目標をもって勉強する事には大きな意味がありますし、もっと言うと、大阪府のように英検(外部検定)で高校入試の英語を読み替えてくれるところもあるので、持っていて損はありません。
大学入試になると全国勝負です。
高校までは決められたルールのなかで、決められた地域のなかで、勝負となりますが、大学入試は年齢も、現役も、浪人も、出身校も、地域も、性別も、かなりの面で不平等さがあるうえで勝負しなければなりません。
出身の地域が、高校入試で英検利用ができたか、できなかったかなんて関係ないです。
勉強しているか、していないか、成績の優劣が全てです。
このような不平等な戦いを制するためには、ルールの中で甘えていてはいけません。
高校入試で英検が利用できない地域であっても、他の地域ではそれに合格するために必死の同級生がいます。
それに負けないように取り組まなければなりません。
■S-CBTなら一次と二次を一度に受験可能
まず、さっそく結果ですが、合否に関しては残念ながら「不合格」でした。
けれども、私は全く悲観的に思っていません。
結果をみると、次こそは合格できそうなくらいのスコア・正答率になってきていると思っているからです。
結果としては残念でしたが、今回のスコア・正答率を、前回の受けた結果と比較しながら考察していきます。
英検準1級のS-CBT試験なので、1日に4技能を全て試験されます。
以前までだと一次合格者が二次試験に進み、スピーキングテストを受けていましたが、S-CBT試験にすれば、スピーキングも受けることができます。
二次試験は、2級以上になると簡単に合格できるレベルではないので、一次試験も受けながら、二次対策もしておいた方が絶対良いです。
それは2級の二次試験で苦労した経験があるので、そう思います。
■一次試験の結果
まずは、一次試験の結果です。
一次試験は、リーディング、リスニング、ライティングの問題です。
ライティングはパソコンと手書きから選ぶことができますが、娘はまだキーボードが打てないので、手書きで受験しました。
前回⇒今回として、スコアや正答数を比較してみます。
- 技能(満点スコア) 前回 ⇒ 今回 (正答数 前回 ⇒ 今回)
- リーディング(満点750) 535 ⇒ 526 (16 ⇒ 12/41)
- リスニング(満点750) 495 ⇒ 560 (7 ⇒ 14/29)
- ライティング(満点750) 551 ⇒ 618 (12 ⇒ 13/16)
- 一次スコア 1581 ⇒ 1704/2250 (合格スコア1792)
スコアで合否が出ますが、スコアは周りの人の正答率とも関係してくるので、正答率との単純相関はありません。
ただ、自分自身としてはスコアを上げるために正答数を上げる努力をする必要があります。
結果をみると、リーディングの正答数は-4問ですが、スコアの下落は少ないです。
おそらく、問題が難しくて、リーディングの正答率が低かったのだと思います。
リスニングに関しては正答数が2倍の14問になりました。
スコアは+65なので、それほど大幅上昇していませんが、正答数が増えているのは本人の努力です。
ライティングに関しては、構成の項目で4点満点をもらっており、他も3/4なので、それなりに高得点だったと思います。
スコアに関しては+69なので、やはりライティングは最もコスパが良いです。
ライティングでの1点は、他の技能の何問にも相当しますね。
前回は合格まであと211必要でしたが、今回の結果はあと88まで上がってきました。
正直、娘は語彙も文法も知らないので、リーディングは勘です。
したがって、実力で上げようと思うと、ライティングであと1点、リスニングであと2~3問正解できれば、合格が見えてくるような感じです。
■二次試験の結果
二次試験のスピーキングに関しては下記のような結果でした。
- スピーキング(満点750) 507 ⇒ 493 (22 ⇒ 21/38)
スピーキングは1点下がってしまいました。
詳細は別の記事で書こうかと思いますが、スピーキングは一次試験が合格していないと厳しいような気がします。
よっぽど出来ていない限り、二次だけ合格というのも無いのかな?と推測しています。
スピーキングはあと2点上げることができれば、合格が見えてきます。
まずは一次に合格さえすれば、二次試験は残り3回チャンスがあるので、ここまで合格寸前まで来ているのなら、可能性があると思っています。
ナレーションで1点、Q&Aで1点上げることができれば良いです。
実際に、今回と前回でそれぞれ1点多く取っている会もあるので、可能だと思います。
まずは一次試験突破が目標ですね。
次回こそは、一次突破、できれば二次まで一気に合格してしまいたいです。