前回の記事で、ブレクジッド事件から、投資信託との出会いを紹介しました。
実際には、東京証券取引所(東証)で取引が可能な投資信託なので、ETFだということを知りました。
ETFの難しい説明は専門の方にお任せして、簡単にいうと、投信(投資信託)が株のように取引できること。
そもそも投資信託って・・・何だろう?
自分の投資信託のイメージは、銀行の窓口の一角に『投資信託』ってブースがあって、
そこで、投資の相談をして、何か金融商品を紹介してもらって、自分の代わりに銀行に運用を任せる?って思っていました。
先人の噂やアドバイスで、投資信託は絶対に儲からない。損するだけ。って教わっていました。(笑)
まぁ、今となっては、半分正解で、半分間違いな感じですね。
投資信託って、難しい説明をグダグダされても、投資や株に興味のある人には分からないのが現実。
自分でいろいろ勉強しても、やっぱり説明するのは難しいと思ってる。
いまのところ、私が投資信託を説明するときは、
- 手数料を少し払って、日本だけでなく世界中の株などにブワッと分けて投資するもの。
- ミスタードーナツのDポップみたいに、一つ買って、6個分おいしい思いができるものってイメージ。もっとたくさんおいしい思いができるけど。
- 買いたい会社の株がいっぱいあるけど、資金が少ししかない人でも、いろんな会社の株をつまみ食いできる。
という感じで説明している。
そんな、資金が少ない私のような人にも投資ができるようなっているのが、投資信託なのですが・・・、残念ながら、日本で約5000~6000本ある投資信託のほとんどが、運用に適しない投資信託なんだって。
全部を調べたことが無い自分が言うのも申し訳ないのですが、適さないとされる要因が、①手数料、②分配金、で説明できると思います。
(投資信託に関する、簡単な説明とアドバイスはまた今度記事にします)
こんな投資信託を東証で一般的な株と同じように取引ができるのがETFだと知りました。
いろんな株をつまみ食いできる投資信託(ETF)を買わない手はない!と思い、個別株を完全に捨ててETFの魅力に引かれてしまった自分がいました。
さて、私が、1357日経ダブルインバース(日経平均が下がった率の2倍上がるETF)と知ったら、次は何を調べると思います?
インバースがあるのなら、日経平均と同じように動いてさらに2倍上がるものがあるよね?って思いますよね。
ありました!
1570 日経平均レベレッジ (日経平均の上った率の2倍上る)
1568 TOPIXブル2倍 (TOPIXの上った率の2倍上る)
これを知ってしまった私は、このレバレッジとダブルインバースの虜になってしまい、トランプ大統領選を挟んで数ヶ月はこれらを中心に売買していました。
でもね…、自分はやってしまったなぁ感があり、こんな取引は誰にもお勧めできないです。
まず、2倍のレバレッジの上げ下げは、自分の資金が少ない割には非常に値動きが大きすぎて、毎日焦ることが多い。
喜びも2倍ですが、悲しみも2倍。
さらに、レバレッジとダブルインバースの組み合わせでは、相殺されるわけですから、どちらかにウェートと傾けないといけない。
相場なんて、プロでも外すんです。
そんな相場を素人の自分が当てれるわけでもなく、さらにそれが2倍でかかってくると、夜も寝れません。
いまは、3倍とか4倍とかあるみたいです。怖い...
また、私が使っている証券会社では夜間取引もあり、夜中まで売買ができたものですから、休む暇も無しってことです。
楽しいけど、疲れる、そんな毎日を過ごしてました。
でも!!
こんな自分を救ってくれたのが、「ウォール街のランダム・ウォーカー」という、米国のマルキール先生の著書!
とっても有名な本らしいのですが、これに感銘を受けたというコメントが多く、買って読んでみました。
この本を読んだあと、レバレッジとインバースから完全に手を引けたのです。もちろん個別株にも戻っていません。
その詳細は次回につづきます。