なんでも道しるべ

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【ひふみワールドの紹介】信託報酬1.48%(税抜)でも高パフォーマンスなら良し!

新たな投資運用は「ひふみワールド」に決めました。

ブログの記事で投資額を公開したことがないので、これからも運用額を示しませんが、金額が無ければ損益開示が中途半端で面白くないので、とりあえず仮に500万円を投資したとします。

その金額を投資したとして、毎月の損益を追いかけようかと思います。

ひふみアカデミーが毎月YouTubeでアップされていますので、その内容をふまえて公開しようかと思います。

本日は、ひふみワールドのファンド情報をみていきます。

■つみたてNISAを考えた1.48%

ひふみワールドの最も気になる手数料ですが、信託報酬は1.6280%(税抜1.4800%)となります。

全世界型のアクティブファンドだと安い部類に入るかと思いますが、国内や地域限定のアクティブファンドだと税抜き1.0%前後も多いので、それに比べるとちょっと高めに感じます。

アクティブファンドとする場合は、ちょっとした信託報酬の差よりも、やはり重きをおくのはリターンとシャープレシオだと思いますので、そちらは現時点では申し分ないと思います。

少しでもパフォーマンスが劣化したら、すぐに解約する予定ですから。

また、税抜1.48%というのは、つみたてNISAのことを考えた設定だと思います。

5年の実績がないと申請できないので、あと3年ちょっとはかかるのですが、つみたてNISAに認められるかどうかで、純資産総額の伸びや定期的な資産流入が左右されるので、レオスとしては何としても認定が欲しいのだと思います。

■ちょっと断線(ひふみらいと)

脱線しますが、最近、「ひふみらいと」という債券中心のファンドも立ち上げられていますが、この商品は9割方債券投資にも関わらず、信託報酬が高過ぎませんか。

さらにFOF形式をとっているので、再投資先の信託報酬まで乗ってくる始末です。

これらを全て合わせて、信託報酬が0.5522%程度と紹介されています。

債券の期待リターンの割に、ちょっと高過ぎないか?と思っていますが、投資信託で運用してもらうのであれば、そのくらいの信託報酬は仕方ないのかもしれません。

私だったら、債券投資であればETFを使いますが、これも運用費を稼ぐための企業活動なのであれば、レオスにとっては良い商品なのかもしれませんね。

■ようやく設定来1年半を経過

設定日は2019年10月8日なので、1年半以上は経過しています。

つみたてNISAの認定までは、まだ3年以上残っていますが、このままのパフォーマンスを確保すれば、つみたてNISAに入れると思います。

そうなると、急激に資産総額が増えます。

実質コスト面を考えると、既存顧客には有利になると思います。

ひふみ投信の時に起きた、大きくなりすぎて身動きが取りにくくなったというのはワールドには考えられないので、資産総額が増えるのは良い事ですね。

信託期間は無期限です。

劣悪なパフォーマンスが起きない限り、償還リスクは低いと思っています。

信託金の限度額は1兆円ですが、ひふみ投信と同じように1兆円を超えると2兆円になると思います。

■投資はアメリカだけではない

今は目論見書しか確認していませんが、21年2月の時点での情報です。

資産別構成としては、株式や投資証券に90%以上投資しています。

ひふみワールドは現金で50%まで保有することになっていますから、現金の比率もそこそこ高いです。

場合によっては、20%以上も現金化していることもあるようです。

組入上位は、やはりアメリカが筆頭で、50%以上はアメリカに投資しています。

けれども、逆をいえば50%近くはアメリカ以外にも投資しているということが分かります。

それぞれ10%以下ではありますが、中国、ドイツ、フランス、香港、イギリス、スウェーデン、カナダ、台湾、アイルランドが上がっています。

これらをまとめても50%になりませんから、1%程度の投資を全世界の国々に分散しているというのが分かります。

私の感覚では、これで信託報酬が税抜き1.48%というのは安いと思っています。

全世界のアクティブファンドであれば、調査だけでも相当な費用がかかりますから、普通はFOF(ファンドオブファンズ)で逃げているところが多いです。

FOFは二重のコストがかかりますから、基本的にはダメファンドです。

■全世界分散は通貨でも

組入銘柄数は21年2月の段階で149銘柄となっています。

これは資産総額が増えるほどに銘柄数も増えていく傾向にありますから、これから200銘柄や300銘柄になっていくと思います。

全世界に分散投資していることから、通貨もバラエティーに富んでいます。

米ドルと筆頭に、ユーロ、香港ドル、中国元、台湾ドル、イギリスポンド、デンマーククローネ、スウェーデンクローナ、オーストラリアドル、ノルウェークローネが挙がっていました。

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組入業種も当たり前ですが多岐にわたります。

ひふみの戦略はグロース株への投資で値上がり追及ですが、業種が偏らないようにポートフォリオを組んでいると言っていました。

やはり上位は、資本財やソフトウエア・サービスになっていますが、金融や半導体、メディアなども上の方の比率になっています。

今後は、月1回のレポートやひふみアカデミーで追いかけていきます。