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【公立は県内トップ校を目指せ】国公立100大学の合格ランキングから見た実情

先日、公立トップ校を目指している理由3つについて書きました。

先取りカリキュラムの点からは、私立の方が大学受験に有利なのは分かっているのですが、高校受験組はこれらの恩恵が受けにくいので、様々なことを総合的に考えて、公立トップ校を目標にすべきかと考えています。

ちょうど、ネット記事で全国公立校の国公立100大学合格力ランキングが発表されていましたので、紹介をしてみようかと思います。

■対象の国公立100大学

合格力ランキングというものですが、具体的な計算根拠は乗っていなかったのですが、国公立100大学に合格する力を数値化したものと称されています。

国公立大学の100大学というのは、下記のとおりです。

国立65大学/旭川医科大 北海道大 小樽商科大 帯広畜産大 北海道教育大 東北大 宮城教育大 岩手大 筑波大 埼玉大 千葉大 お茶の水女子大 電気通信大 東京大 東京医科歯科大 東京海洋大 東京外国語大 東京学芸大 東京芸術大 東京農工大 東京工業大 一橋大 横浜国立大 新潟大 富山大 金沢大 福井大 山梨大 信州大 岐阜大 静岡大 浜松医科大 名古屋大 愛知教育大 名古屋工業大 豊橋技術科学大 三重大 滋賀大 滋賀医科大 京都大 京都教育大 京都工芸繊維大 大阪大 大阪教育大 神戸大 奈良教育大 奈良女子大 和歌山大 鳥取大 島根大 岡山大 広島大 山口大 徳島大 鳴門教育大 香川大 愛媛大 高知大 福岡教育大 九州大 九州工業大 佐賀大 長崎大 熊本大 大分大
公立35大学/札幌医科大 国際教養大 福島県立医科大 群馬県立女子大 高崎経済大 東京都立大 横浜市立大 新潟県立大 石川県立大 公立小松大 福井県立大 都留文科大 長野大 長野県立大 岐阜薬科大  静岡県立大 静岡文化芸術大 愛知県立大 名古屋市立大 三重県立看護大 滋賀県立大 京都府立大 京都府立医科大 大阪市立大 大阪府立大 神戸市外国語大 兵庫県立大 奈良県立医科大 和歌山県立医科大 島根県立大 山陽小野田市立山口東京理科大 下関市立大 北九州市立大 九州歯科大 福岡女子大

これらの国公立100大学に1人以上の合格者を出した2874校をランキング対象にしたということです。

ただし、推薦などの一部の合格者は含んでいない可能性があるそうです。

さっそく、ランキングを見てみましょう。

本ブログで取り上げるのは、上位25校です。

■合格力ランキングの公立校上位25校

合格力ランキングの公立校上位25校は下記のとおりでした。

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(引用元:全国公立校「国公立100大学合格力」ランキング・ベスト50【2022年入試版】、ダイヤモンド社教育情報、2021.12.21のデータを引用編集)

目が引くのが、さすが大阪という感じですね。

上位10校に3校がランクインしています。

関東では東京の日比谷高校が有名ですが、それでも20位です。

2020年以前のランキングが低かったので20位に甘んじていますが、おそらく、今後は上位に入ってくるのではないかと思います。

ただ、関東は有名な私立大学が多く、早慶や上智理科大に進学する人が多いので、このような国公立大学への合格力ランキングだと、関東の高校はあまり入ってこないと思います。

関東圏を除いて、各地方では今でも国公立大学進学が根強いので、関西圏でも各トップ校が上位に来ていると考えられます。

■国立大に行きたければ県内トップ校を目指せ

今回は上位25校を載せましたが、ここから分かるように、大阪や愛知を除き、各都道府県のトップ校が連なっています。

結局、国公立大学への進学はどこの地域においても、県内トップ校に行かなければならないということです。

これが明確になったという事です。

したがって、これらの順位差はさほど意味がなく、ここから分かることは、各都道府県のトップ校に進学しなければ、国公立100大学に進学は難しくなってくるということですね。

私の個人的感心としては、旧帝大学のランキングを作ってほしいなと思います。

まあ、そうなると、北海道や九州などの高校が上位にくるような気がしますが。

YouTubeで予備校の先生が言っていますが、地方の高校がこのようなランキングを付けると上位に上がってくるのは、超優秀な子がバラけないからだということです。

関東圏や近畿などでは、中学受験が盛んですし、高校も選択肢が多いので、優秀な子がバラけることが大いにあり得ます。

それに対し、地方では学校が限られているので、選択の余地なく、優秀な子の良く高校が決まってくるということです。

それはあるかと思います。

■ランキングの順位差はさほど意味がない

ランキングはあくまでランキングですね。

自分の居住地ではどの公立高校がトップなのかを確認できればそれで良いかと思います。

まあ、大阪と愛知は様々な捉え方はあると思いますし、高校間でも競争しているようですので、このランキングの差は意味があるかもしれません。

私自身はこのランキングで、自身の公立トップ校を再認識できました。

当たり前ですが、以前から狙っている高校が堂々とランクインしていましたので、目標校はこれで間違いないと思います。

ランキングの見方は注意が必要ですが、このような結果も面白いものですね。