なんでも道しるべ

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【英検S-CBT試験を受けました】年間9回受験可能な英検も、中学生は結局年間3回程度になるんです

夏休みの恒例になってきているのですが、中2の娘は8月上旬に英検準1級を受験しました。

S-CBTを使った受験なので、年中いつでも受験できるのですが、やはり時期というのは良い頃があるというもので、結局、夏休みの8月は毎年英検を受験しています。

従来英検は年間に3回の日程が組まれていたのですが、英語の4技能試験を大学受験に導入するという流れから、英検にS-CBT試験が加わりました。

一度導入したものを簡単に下げられないので、国公立大学の英語4技能試験の導入が見送りになっても、そのままS-CBT試験は続いています。

私立大学は英語4技能の外部試験を利用した受験ができるので、英検のS-CBT試験は何かと便利みたいです。

従来の日程が決められている3回の試験に対して、S-CBT試験は自由に日程が組める上に、年間6回まで受験が可能になっています。

従来試験とS-CBT試験を並行で受験することも可能なので、最大9回の受験も可能というわけです。

最大9回受験できるのですが、結局、年間で3回しか受験していないです。

やはり中学生はいろいろと忙しいことがあるので、年間3回程度しか受験できないという感じです。

■S-CBT試験を受験するメリット

中学生で英検受験をするのは日程的に大変です。

実際に学校の定期テストが年間5回あり、塾では年間に6回の模試テストがあります。

加えて、市町村が準備した統一テストが年間3回あります。

これらのテストを合わせると年間14回のテストがあるので、それに加えて英検を受験するとなると、日程調整がかなり大変です。

私が学生だったころは、塾にも通っていなかったので、学校の定期テストしかなかったです。

今は実施されている統一テストとなるものは、昔はなかったです。

なので、以前の方が日程調整はし易かったと思います。

それでも、英検の二次試験が学校の定期テスト前を重複してしまうということもあり、定期テストの勉強を取るか、英検の準備を取るのか、という究極の選択になることもあります。

そのころに比べると、今のS-CBT試験というのはかなり良い制度だと思います。

■従来型からS-CBT試験に挑戦しよう

S-CBT試験は自由に日程調整ができるので、学校や塾の予定に合わせて受験することができます。

また、従来のように一次試験と二次試験というように分かれておらず、一気に二次試験の内容まで受験することができるので、1日で完結することができます。

準備としては大変ですが、それでもスピーキングの練習をすることは、ライティングの勉強にもなるので、S-CBT試験を受験するメリットは大きいです。

けれども、これまでの予約状況などを見ていると、あまりS-CBT試験を有効に活用している人は少ないように思えます。

実際、利用する人が少ないから、これまでは年間3回だったのが年間6回に増えたのだと思います。

従来型を受験している人は、新たらしい方式のS-CBTを受けるのは怖いのかもしれませんが、これからの時代、自由な日程で受験ができて、コンピューターを使った試験、録音タイプの二次試験もやってみると良いと思います。

S-CBT試験を一度受験してみると、従来型には戻れない現実がありますね。

■忙しくて結局3回しか受験できない現実

ところで、従来型とS-CBTの両方で年間9回の受験が可能なのですが、やはり年間3回しか受験できていないです。

学生は忙しいので、そんなものなのかもしれませんね。

いくら何度でも受験できるといっても、やはり結果が返ってくる前に受験申込するのは少し気が引けます。

結果が返ってくるのには1ヶ月はかかるので、次の予約をするとなると、はやりインターバルは2~3ヶ月は空いてしまうというわけです。

加えて、テストの日程を考慮すると、結局は4ヵ月に1回の受験となり、年間3回の受験になるということです。

それでも、自由に受験日が設定できるのはかなりのメリットです。

今回のように8月に受験しようと思っても、従来型では受験日がないので、夏休みに受験はできないわけです。

とはいえ、勉強ってやはり夏休みのように時間がたっぷりある方が対策しやすいのも事実。

8月受験はやるべきだと思うのです。

S-CBT試験を受験しない人が多いので、すぐに予約が埋まるということもないですから、是非とも夏休み中の受験を検討してみてはどうでしょうか。

8月もお盆の日程になりました。

これから夏休みの予約はほぼできないと思いますが、冬休みや春休みの長期休暇を使って受験するのも良いと思います。

せっかく受験するのであれば、しっかりと対策をした方が英語力アップには欠かせません。

英検に合格するとか、不合格するとかという問題ではなく、英語を勉強する機会を得るためには、英検の受験は常にやっておくべきかと思います。

それが結果として合格が得られて、大学入試や高校入試で有利な受験ができれば、それに越したことはないですが、合格よりも勉強する姿勢が大切だと感じますね。