米国株がそろそろ調整相場になりそうな予感?がします。
昨年の10月の底値から5ヵ月ほど上がってきたのですが、かなり頭打ち感が強くなってきたような気がします。
株価っていつまでも上がらないんですよね。
いつかは調整しますし、暴落もします。
そして、売りが売りを呼んで、適正価格よりも下がるってことは普通にあり得ます。
皆がみんな株式チャートを勉強しているわけではありませんし、ファンダメンタルズ分析をしているわけではないのですので、周りの人の意見やニュースに惑わされて、売買している人が多いのです。
だから、人気株には集まってきますし、下がってきたらチリチリバラバラになっていくものです。
まあ、資産形成をやっている人であれば、インデックス投資をコツコツを買えば良いのですが、投資を投機と間違っている人は、飛びつき、飛び降り、ってことを繰り返す人が多いです。
確かに、運が良い時はそれで勝てますが、運が悪い時は大損をしてしまいます。
それが、株式投資がギャンブルだと言われ続ける原因だと思っています。
まあ、私も株式の勉強をそれほどやっているわけではないので、何も分からない状態で投資しているのと同じなのですが、資金を多めに投入するのであれば、少しは勉強した方が良いかなと思っています。
チャート見るのが嫌いじゃないですし、どちらかというと、眺めるのが好きな方ですからね。
見るのも嫌っていう人は、インデックス投資をコツコツやる方が良いと思いますけどね。
■チャートは見れた方が良い
チャートには投資をやっている人達の想いが凝縮されています。
それは、仕事でやっているようなプロの機関投資家の考えや、それに振り回されている個人投資家の想いも入っています。
だからチャートって生々しすぎて面白いんですよね。
毎日の値動きを見ていると、そんな考えが全て表面化しているので楽しいです。
そんな感じで見ていると、今のチャートってあまりにも頭打ち感が強いような気がして仕方ありません。
上がりたくても上げれない、とはいえ、下がるような要素も無いんです。
だから、チャートがヨコヨコになってしまうんですよね。
こんな時に大きく儲けるなんてかなり難しいと思っています。
今の間に仕込んでも良いのですが、逆に、これから大きな調整になった時には、含み損を大きく抱えるリスクがあることは忘れてはいけないです。
■年後半に向けてのガス抜きには良い?
私の直感では、ちょっと軟調になっても仕方ないチャートになっているかな?って思っています。
株式相場ですし、そもそも直感なので、当たるのも、外れるのもあると思いますが、テクニカル分析結果をみると、下がってもおかしくないような感じです。
まあ、ここで一旦小休止を入れるのは良いと思いますよ。
年後半は大統領選挙があるので、その時は上昇圧力がかなり高くなります。
そんな時に、移動平均線よりも上の方になっていたら、それこそ、上がり過ぎの警告が点灯してしまい、ちょっとしたことで暴落的な調整が起きてしまいます。
今のこの状況下で調整しておくと、上がる時に、また上げられる余地を残してくれることになります。
こんな時は焦らないことです。
焦って、投資元金を増やしてしまうと、せっかくの含み益バリアが一気に無くなってしまいます。
ここで含み益を持ちつつ、少額でも積立ていくことで、投資の機会損失を回避しながらも、大きなリスクも回避しなければなりません。
私は、積立投資のインデックスファンドはそのまま毎日と毎月買っていきますが、ETFなどで投資している分は一旦置いておいて、利確も考えながら、現金比率を高めていこうと思っています。
そのまま上がってしまうと機会損失になりますが、それは投信の残高が増えるのでそれはそれで良しということで気楽に考え、下がった場合には現金余力を投入していく感じです。
上がっても、下がっても、どちらでも良いように自分のなかでポジションを持つことが、この上昇相場で立ち回る方法だと思いますね。
投資は自己責任ですが、くれぐれもポジションを高め過ぎないようにした方が身のためだと思います。